恩田陸 著
些細な事件が大騒動に発展していく、パニックコメディの大傑作!
一億の契約書を待つ生保会社のオフィス。下剤を盛られた子役の麻里花。推理力を競い合う大学生。別れを画策する青年実業家。昼下がりの東京駅、見知らぬ者同士がすれ違うその一瞬、運命のドミノが倒れてゆく!
Oh,My God! ! 怪しい奴らがもつれあって、東京駅は大パニック!
初っぱなから登場人物の多さに不安になる展開でしたが、キャラが濃い分そんなに混乱することはなかったかな?
そして最後は全く関係無いと思われた人々が全て絡み合う展開の面白さ!
まさにパニックコメディー炸裂!・・・って所でしょうか。
エンターテイメントを活字で読んでる感じでとにかく楽しく、激しい一冊でした
ただ、舞台は東京駅なんだけど、東京駅の地図に疎い私としては位置関係はちんぷんかんぷん。。。。
八重洲口とか丸の内口とか言われても理解できないよね?
知ってる人ならもっと楽しめてるんだろうけど、私はその辺は完全無視で読んでました
それでも十分面白かったけどね