監督 マット・リーブス
高度な知能を得て反乱を起こした猿たちと人類の戦いを描く、人気SFシリーズの第3弾。
猿のリーダーであるシーザーがその使命感と家族を奪われた復讐心の狭間で葛藤する物語が描かれる。
前2作に引き続き、アンディ・サーキスがシーザーを演じる。
監督は『猿の惑星 新世紀(ライジング)』のマット・リーヴス。
私世代が観た「猿の惑星」との時系列は全く逆のストーリー。
要は何故こんな世界になってしまったかを描く物語ではあるのだが、その辻褄をエンターテイメントとして映し出した今作はそれはそれで面白くもある。
・・・・が、全く驚きはない。
「へ~、なるほど~・・・・」で片付けられてしまう分、なんとなく薄さが否めない。
この映画は単なる前作の「猿の惑星」(1968年の5作)ありきでのエンターテイメントであって、新たに作り上げた別の作品である事を加味しなければいけないね。
このシリーズは面白かったけど、とても前作に及ばないし、同じ作品とは思って欲しくない。
但し、コーネリアスの登場は古いファンを高揚させたんじゃないでしょうか
でもそこにシーザーがいないのであれば、やっぱり別物だよね。
マイロならよかったか?
・・・・いや、やっぱり辻褄が合わないな。。。。。。
お前、何言ってんだ!・・・という突っ込みは甘んじてお受け致します