長岡弘樹 著
悲哀にみちた人間ドラマ。温かな余韻が残るラスト。『傍聞き』『教場』を超える、傑作ミステリ集!
命を懸けた現場で交錯する人間の本性を鮮やかに描く、珠玉の六編。
医療の現場を舞台にした六編からなる短編集です。
そんなに本格的な医療ものではなく、事件や事故、刑事などが絡んだ、感情を綴っていく物語って感じですかね。
長岡氏の短編は結構好きなんですけどね、「教場」もそうだけど、なんか暗いんだよね
そんな中でも上手いこと構成させていくところは流石だなという印象ですが、医療に関する内容は薄っぺらさを否めませんね
もちろんそういうタイプの本ではないということは重々承知してますんで十分許容範囲です。
ちなみに長編って読んだことないんだけど面白いのかな?
機会があったらチャレンジしてみたいと思います。