フィッシュストーリー☆新潟

釣りと映画と読書と家族の雑記です

我が家のヒミツ

2018年08月18日 | 読書

奥田英朗 著

 

 

 

結婚して数年。自分たちには子どもができないようだと気づいた歯科受付の敦美。ある日、勤務先に憧れの人が来院し…(「虫歯とピアニスト」)。ずっと競い合っていた同期のライバル。53歳で彼との昇進レースに敗れ、人生を見つめ直し…(「正雄の秋」)。16歳の誕生日を機に、アンナは実の父親に会いに行くが…(「アンナの十二月」)。など、全6編を収録。読後に心が晴れわたる家族小説。

 

 

 

どこにでもありそうな家族の風景を面白おかしく、時にしんみりと描く奥田氏らしい間違いない一冊。

 

 

このシリーズも3冊目ですが、最後の「大塚家」の短編が非常に気になりましたね~。

 

 

初めはロハスに嵌まり、2作目ではマラソン、そして今回は選挙。

 

 

作中では下火になった作家が登場するが、奥田さんそんなに人気ない?・・・わけないよね

 

 

それから続編は作らないってのは「伊良部」シリーズの事かな?

 

 

ファンとしては続編も見てみたい気もするけどね。

 

 

読後の余韻に浸れる、とても清々しい気持ちになれる一冊でした。

コメント
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