遂に始まった社長のチェックという武者修行です。
専門的な用語も多く、個人的なメモなのでスルーして頂いて結構です
うちのパーシャルの維持装置は基本的にワンピースで仕上げます。
寒天印象で複模型を取ってそこにワックスアップする手法です。
ハッキリ言って手間だし、よその技工所からしたら技術の安売りだとも言われますが、それでも仕事がひっきりなしに集まってくるわけだから業界では勝ち組です
そんなことはいいんだけどね
上の写真が今回のテストでしたが、遊離端欠損なので優しいテストの部類です。
双歯鉤2本ってのがイヤらしいけどね。。。。
まず老眼鏡を掛け、無言でしばらくなめ回すように見て、着脱を繰り返し、言った一言が・・・
「悪くはねーけど、スゲー良いってわけでもねーな」
・・・一応、合格?
ここからが長かった。。。。。。。。
まずはレストね・・・・・・
角が薄くなってるのが気に入らないらしい。。。。。
確かに仰る通りです
最初にサッとワックスを流してからパターンを乗っける事でそれは解消出来るかと思います。
アンダーカットの取り方はそんなに悪く無いが、もっと肩の内面の処理を大胆に削合して良いみたい。
確認のしすぎで何度も着脱を繰り返したことによって模型が削れ過ぎてユルくなったんですが、社長はその辺はしっかり考慮して見てくれてるようでした
この保持は気に入らないっぽい?
ハッキリとは言わなかったけど、保持の意味というものを熱く語って頂きました。
なるほどな・・・・
確かにその通りで、僕らベテランは完成形が見えているはずなのに、自分が配列をあまりやらなくなってしまうと、配列を考えなくなるきらいがあるよね。。。。
しかと胸に刻ませて頂きます!
リンガルバーの厚さや形態は誉めて頂きました
この辺は個人的にこだわりがあるんで何か指摘されたら反撃しようと思ってたけど、普通に誉められたんで自分の考え方に自信を持ちました
30分程、色々とご指導頂き大変勉強になった次第です。
まだまだ個人的には未熟感じているところは多いのですが、最近思うんですよ・・・・
今までも歯科医を多少なりとも唸らせてきた自分なのだから、もっと自分を信じて良いんじゃないかってね。
最近自分に言い聞かせてます・・・
「もっと自分に自惚れろ!」ってね
ボクみたいなネガティブで自己肯定感の低い人間はこの位が丁度いいんじゃね?
って事で、第1回目の社長チェックでした。
まあまあ上手くいったかな?
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