フィッシュストーリー☆新潟

釣りと映画と読書と家族の雑記です

首折り男のための協奏曲

2019年01月19日 | 読書

伊坂幸太郎 著

 

 

 

被害者は一瞬で首を捻られ、殺された。殺し屋の名は、首折り男。

テレビ番組の報道を見て、隣人の“彼”が犯人ではないか、と疑う老夫婦。

いじめに遭う高校生は“彼”に助けられ、幹事が欠席した合コンの席では首折り殺人が話題に上る。

一方で、泥棒・黒澤は恋路の調査に盗みの依頼と大忙し。

二人の男を軸に物語は絡み、繋がり、やがて驚きへと至る!伊坂幸太郎の神髄、ここにあり。

 

 

 

う~ん、結構期待値高かったんですけどね~、結局落としどころがぼんやりしちゃったんじゃないでしょうか。

 

 

連作短編集だと思ってたのですが、繋がりが薄いし得意の伏線の回収もなければ大したオチもない、読後のスッキリ感は皆無でした。

 

 

人気キャラの「黒沢」が出てきたのはちょっと嬉しくなりましたが、それを上回るだけの何かが足りない感じですかね。

 

 

ただ、合コンのテクニックみたいな物は学べたかな・・・・、使うところないけど

コメント
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