監督 テリー・ギリアム
仕事の意欲を失ったCM監督のトビー(アダム・ドライヴァー)は、スペインの田舎で撮影をしていた際、学生時代に自分が撮った映画『ドン・キホーテを殺した男』のDVDを持つ男と出会う。舞台となった村を訪れたトビーは、かつて主役に抜てきした靴職人の老人ハビエル(ジョナサン・プライス)と再会する。自分を本物の騎士だと信じる老人は、トビーを従者のサンチョだと思い込み、強引にトビーを連れて冒険の旅へと繰り出す。
奇想天外なファンタジーと言うべきか、ドタバタコメディーと言うべきか、それとも悲しき老人の終末とも言うべきか・・・・。
とにかく付いて行くのが大変なんだけど、何故か終盤に向けて心惹かれる不思議な映画でした。
まあ色々あったこの作品をテリー・ギリアムの執念で完成にこぎ着けた作品。
期待値上がりまくりだった分の差し引きで・・・こんなもんじゃね?
ジョニー・デップ版も興味をそそるけど、アダム・ドライバーもかなり嵌まってたと思います。
映画好きなら観てもいいんじゃないでしょうか