監督 アリ・アスター
思いがけない事故で家族を亡くした大学生のダニー(フローレンス・ピュー)は、人里離れた土地で90年に1度行われる祝祭に参加するため、恋人や友人ら5人でスウェーデンに行く。太陽が沈まない村では色とりどりの花が咲き誇り、明るく歌い踊る村人たちはとても親切でまるで楽園のように見えた。
この映画、意外と人気らしく結構人が入ってました。
ちょっと変わった雰囲気のホラー系と聞いていたんですがね・・・・なんなんこの映画?
いわゆるグロ系だとは思うのですが、解釈エグいわ
以下、私なりの解釈で、ネタバレありなので注意です。
ミッドサマー=夏至・・・でいいんだよね?
スウェーデンといえば北欧ということで、まず白夜。
白昼堂々と色々な事が行われるのだが、闇がないわけではない。
人的に闇を作ることも出来る。
ただ、基本的には明るい中で起こる出来事にリアリティーを感じるんじゃないだろうか。
見たくない物がハッキリ見えてしまう違和感が一層グロさを感じさせてしまう。
そして共感と同調。
この辺にヤバい感じの恐怖を感じる・・・・人もいる。(私は思わずニヤついた)
起きている事に反比例して景色は非常に明るく、花々が華やかで、沢山登場する女性達が笑顔で美しい。
そう、この映画は女性が活き活きしているのだ!
彼女達に苦痛は感じられない。
生け贄染みたラストシーンも男ばかりではないか。
ただ、女性も居たはずなのだが、あの中に居たのだろうか。。。。
数は合うが、あの中に見当たらないのは私の数え間違いか?
まあ、何が言いたいかというと・・・・今のところ脱帽です
この映画が何故こんなに人気なのか、その価値を見いだせないなんて、キツいな。。。。
多少の伏線は繋がるんだけど、どこか絶対に見落としてますわ。
もう一回、頭の中で揉んでみたいと思います。