監督 ヴィム・ヴェンダーズ
東京・渋谷でトイレの清掃員として働く平山(役所広司)は、変化に乏しいながらも充実した日々を送っていた。同じような日々を繰り返すだけのように見えるものの、彼にとっては毎日が新鮮で小さな喜びに満ちている。古本の文庫を読むことと、フィルムカメラで木々を撮影するのが趣味の平山は、いつも小さなカメラを持ち歩いていた。
何気ない日常を切り取っただけの映画・・・・と思いきや、意外とストーリー性が出てきて、謎の親族や主人公平山(役所広司)の過去、突っ込みどころ沢山あるが、それが良い。
トイレ掃除から見る世界観が絶妙に良くて、主人公の平山のキャラクターもとても良い。
黙々と日々を規則正しく生きる平山だが、時々訪れるイレギュラーに顔をしかめつつも、それすら楽しんでいる生活に見入ってしまいました。
アカデミー賞にもノミネートされるのも納得の一本です。
それにしても役所広司は凄いね
もっともっと彼の映画を観たいよね