川村元気 著
4月、精神科医の藤代のもとに、初めての恋人・ハルから手紙が届いた。だが藤代は1年後に結婚を決めていた。愛しているのかわからない恋人・弥生と。
失った恋に翻弄される12か月がはじまる―
なぜ、恋も愛も、やがては過ぎ去ってしまうのか。
川村元気が挑む、恋愛なき時代における異形の恋愛小説。
特別、良くも悪くもない、感情を揺さぶる感覚も無いけど、面白くなかったわけでもない。
まあ、普通の恋愛小説でした
なんだろう、小手先で転がされてる中途半端な感覚。
でも時々出てくる映画の話が、映画好きの私の心をちょっぴり浮かしてくれる感覚。
どうしても彼には厳しい評価をしてしまう自分が居ることは分かっていますが、それを差し引いても「もっとなんかないの?」って感情は否めないんじゃないでしょうか。。。。
特に、私は主人公とは全く違った感覚を持った人間だから、尚更感情移入出来ないんでしょうね
「ハルを捕まえることができなかった・・・・」
俺にはあり得ないし、捕まえなかったことが間違いだったとは思わない。
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