ハラボジの履歴書

祖父が日本に渡って来なければならなかった物語を記憶に基づき
在日100年が過ぎようとしているいま書き留めておく。

お粗末なまでの日本の危機管理

2007年07月20日 | Weblog
 震災による柏崎原発の事故の報告がこれまで53箇所を超えるまでとなり、世界中からも管理のずさんさを懸念されている。
ましてや国際原子力監視機関までが重大な関心をよせている今回の事故。

想定以上よはいえ、断層が見抜けなっかなど、これまでも電力会社の問題に対しての隠蔽しようとする体質が露呈することとなった。

当然、予測不可能な地震とはいえ、地震の多い国土であるのは重々分かったうえでのことで、民間マンション構造偽装のレベルの話ではすまない、国家的災害のレベルであり、電力供給を確保しなければならない、電力会社の思いも分からないではないが、核のことだけに、すみませんでしたでは終わらないことを肝に銘じるべきであり、これまでもも各所で原発事故があったが、あらゆる場面を想定しての対策が行われなければ、原発への国民の不安は解消できるものではない。
少なくとも、ずさんな核の管理を行っているロシアなどからも、今回の事故の懸念を大きく伝えられるほど、日本の危機管理意識が問われている。