ハラボジの履歴書

祖父が日本に渡って来なければならなかった物語を記憶に基づき
在日100年が過ぎようとしているいま書き留めておく。

生態系豊か循環の暮らしを目指して

2007年07月28日 | Weblog
 愛知県新城市作手村の、黒田 武儀宅を訪ねた。
鎌倉市からこの高原の作手村に移住し、すでに10年、山を切り開き田畑を耕し自給自足の生活を目指し、家族とともにこの地に住む。

これまでも、日本民家リサイクル協会の日本各地にある民家を守り、保存する運動に関わってきた、いわば人の暮らしというものを最深部からとらえ、暮らしとは、食とは、環境とはそのテーマに沿って住環境、自然環境の改善等の提唱を行ってきたが、このたびは「食」の基本を考えて、農業のありかた、生態系のあり方をさらに追求し実践するためのNPO法人ビオデビオの設立を目指し、現在奔走しており、人間として今の環境破壊を考えたとき、何をどう具体的に行っていくかを、具現化するといい、地域社会に訴えていくことを目指すという。