ハラボジの履歴書

祖父が日本に渡って来なければならなかった物語を記憶に基づき
在日100年が過ぎようとしているいま書き留めておく。

被災地の今

2008年12月05日 | Weblog
 阪神大震災の神戸、中越地震の山古志、能登半島地震の門前町、中越沖地震の柏崎とこ14年の間に各地が被災にあって、やはり一番重要であるのが、地場産業の復活と住宅再興にある。
しかし、今世界に経済不況の激震が走り、失業者が今後20万人以上に達するとの見方が出てくるといわれ、就職に付くのも派遣労働などいわゆるワーキングプアといわれる若者が職もなく、ホームレス化していくのを食い止められそうもなく、政府の無策と政治家の無力が問われなければならない。
しかし、日本の国民はおとなしいのか、お上に従順なのか気勢を上げることなく、ただただ耐えることを教えられ、この国に生きることだけを信じている。

ある意味、無能政府の国家に生きており、国民の自助努力で成り立っているようで、小泉改革なるアメリカのブッシュ政権に媚へつらった政策が今サブプライムローン破綻でこれまで国民が一生懸命に蓄えた預貯金を、政府が湯水のごとく使ってしまうなど、社会保険庁のずさんさ、国交省のずさんな運営と、ある意味不況の元を官僚たちが自分達だけが生きる残るための制度、法の改訂を国民の目が生活防衛に向いている間に行っている、火事場泥棒的な要素が多く見られる。
今、大きな政治の転換と、国民の政治への監視が重要といえる次期に入った。

アメリカが変わるまえに、日本も変わる潮流を作ることが、生き延びる道ともいえる。


写真  この男が日本を狂わせた元だったのか。