シリーズ 第1回
17年前一月17日震度7の地震が神戸を襲った。
午前5時46分早朝で、朝が明けていなかった。
神戸というところはこれめでも自然災害がすくないといわれたが、
この地震を機にさまざまな災害の被害を受けるようになってきた。
私が地震を受けたのは、もっとも被害の大きかった長田区の
事務所であった。
1995年1月17日午前5時46分
大阪で仕事仲間との寄り合いで前日遅くまで酒を飲み、事務所に
到着したのは午前4時ごろであった。
どのように事務所までたどりついたかと分からぬほど酔っており
とにかく酔い潰れて背広を着たまま、応接のソファーに倒れこむように
し眠ってしまった。
眠ったのか、眠られないのか朦朧としている時、ゴーと大きな
地響きのような不気味な音とかすかな振動がした。
と同時に気分が悪くなったような気がして「ずいぶん、悪酔いした」。
かと思ったとたん。
ドカンという大音響がして、身体が床から突き上げられ、そして
大きく右に左に鉄筋コンクリートの柱が50センチ程度の巾でギーギーと音を立てながら
揺れるのが月明かりであったがはっきりと確認できた。
かなり長い時間に感じたが、事務所内にあるすべてのものが倒れ、またテレビなどは
宙を飛んだかのように別の場所に移動しており、
生きていて初めて味わう、異次元の恐怖で、揺れが収まった時でも、「一体何があったのか」。
と思うまえに地球が惑星と衝突し、人類全体が滅びてしまったのではないかなどと、
前夜に酒を飲みすぎて思ったことだが、
その後、一瞬にし、浴びるほど飲んだ酒の酔いも吹っ飛んでしまい。
すぐさま、服を着替え、靴を履き替えとにかく外に出ようと準備をした。
17年前一月17日震度7の地震が神戸を襲った。
午前5時46分早朝で、朝が明けていなかった。
神戸というところはこれめでも自然災害がすくないといわれたが、
この地震を機にさまざまな災害の被害を受けるようになってきた。
私が地震を受けたのは、もっとも被害の大きかった長田区の
事務所であった。
1995年1月17日午前5時46分
大阪で仕事仲間との寄り合いで前日遅くまで酒を飲み、事務所に
到着したのは午前4時ごろであった。
どのように事務所までたどりついたかと分からぬほど酔っており
とにかく酔い潰れて背広を着たまま、応接のソファーに倒れこむように
し眠ってしまった。
眠ったのか、眠られないのか朦朧としている時、ゴーと大きな
地響きのような不気味な音とかすかな振動がした。
と同時に気分が悪くなったような気がして「ずいぶん、悪酔いした」。
かと思ったとたん。
ドカンという大音響がして、身体が床から突き上げられ、そして
大きく右に左に鉄筋コンクリートの柱が50センチ程度の巾でギーギーと音を立てながら
揺れるのが月明かりであったがはっきりと確認できた。
かなり長い時間に感じたが、事務所内にあるすべてのものが倒れ、またテレビなどは
宙を飛んだかのように別の場所に移動しており、
生きていて初めて味わう、異次元の恐怖で、揺れが収まった時でも、「一体何があったのか」。
と思うまえに地球が惑星と衝突し、人類全体が滅びてしまったのではないかなどと、
前夜に酒を飲みすぎて思ったことだが、
その後、一瞬にし、浴びるほど飲んだ酒の酔いも吹っ飛んでしまい。
すぐさま、服を着替え、靴を履き替えとにかく外に出ようと準備をした。