北原鈴淳 琴古流尺八教室 in八王子

尺八の音色は心を癒してくれます。

演奏すれば「無」の境地になれ、演奏が終われば満足感、充実感が得られます。

シンガポール旅行 そのⅥ

2016-08-01 11:56:00 | 旅行
7月19日(火) シンガポール5日目
別れの日が来た。飛行機は午前11:00発だから全員6:30起床。自然に目が覚めた。



朝の、フワラードーム・スーパーツリー方面。

朝食はネスプレッソマシーンもあったので、コーヒーとブルーベリー味のパンを食べる。日本から持参したアルファ米の白飯少しと梅干を1個も。
他の人はスーパーで買ったカップラーメンやみかん等で、簡単に済ませた。

8:30チェックアウト。パネルタッチで自動的に出来るとはハイテクが進んでいる。一人2万円くらいだった。

ここで甥が大型タクシーを呼んだのだが、トイレに行った甥を私が待っている間に、妻らは先に大型タクシーに乗り込んでいた。

甥が出て来て、タクシーが違うと大騒ぎのすったもんだの乗り換えで、呼んだ大型タクシーに6人が乗り込んだ。
シンガポールのタクシーにチップはいらない。冷房が効き過ぎなのはおもてなしだそうだ。



マリーナ・ベイ・サンズにはもう一泊ゆっくりと泊まりたかった。

チャンギ飛行場に行く途中で、お世話になった甥とお別れである。彼はタクシーを降りて皆と「さよなら」を交わしたが、下を向き寂びしさをこらえているように見えた。

運転手に飛行機名を聞かれANAと言うと、流石にANAのゲートにピッタリと横づけしてくれた。
9:00にチャンギ国際空港に着。

私は土産物屋でやっと、自分用にマーライオンの絵がある「ショットグラス」2個入りをS$13,9
(1100円)で購入した。

11:20頃離陸。満席ではなく、80%位か。機内ではスナック菓子が出たので、自分に解禁して「プレミアモルツ」を飲んだ。

12:30頃昼食で、私は白ワインと肉じゃがを選んだ。

テレビ画面でフライト状況を見ると、高度12496m、外気温-50℃、真対気速度891㌔の表示。
地図も表示されて、今どのあたりにいるかが解る。
羽田に近づくと、高度は下がり、外気温は上るので見ていて面白い。

左窓側の外国人女性は、ほとんど寝ているようであった。それでも缶酎ハイの「ストロング」を注文していた。
雲の上を飛行し、太陽がまぶしくほとんどガラスを暗くしている。

夕方には「チキンサンド」が軽食として出て、コーヒーをいたただく。

千葉辺りから段々下降して、右に左に夕闇のロケーションを見せてくれる。

予定通り19:00頃、羽田空港に着陸。帰宅ラッシュに遭遇したが、自宅に22:00前には無事着いた。

シンガポールは素晴らしい所だった。見て良し、食べて良しだ。
比較的街なかはきれいだし、皆親切である。

MRTで席を譲ってもらった87歳の義母が「サンキューベリーマッチ」と言ったのには驚いた。しかしその場が和んだのは良かった。

交通は地上の電車は無く、地下鉄MRTの他に、バスやタクシーがある。
今、マレーシアとシンガポールを新幹線で結ぶ計画があり、日本などの新幹線売込みが激しいらしい。

日本人旅行客も何人か見かけた。見かけは中国人と似ているので区別は難しいが、日本語で分かる。ただ私の感覚では、ホテルでもレストランでも中国人なのに英語が上手いなぁと思ってしまった。

土地は狭いから、マンションは高層である。
一年中暑く、湿気があるが、建物の中は快適である。

ホテルのトイレは当然水洗であるが、ウォッシュレットではなく、便座も自宅の暖房に慣れていると常温でひやっとする。ここでも日本製のTOTOが活躍していた。

面白かったのは、大小便の押しボタンは丸い5㎝位のを押すのだが、上下に分かれており、どちらかを押せば良いのである。うまく考えたものである。

あわよくば水が美味ければ良いし、私の英語が上手ければ良いと思った。

でもやっぱり、目黒でなくともさんまの塩焼きに、日本酒を冷でがいいなぁ。