北原鈴淳 琴古流尺八教室 in八王子

尺八の音色は心を癒してくれます。

演奏すれば「無」の境地になれ、演奏が終われば満足感、充実感が得られます。

夏休みの思い出

2022-07-11 16:40:54 | 旅行

夏が来れば思い出す。はるかな尾瀬遠い空。なんてな曲があるが、夏休みについてについて書こうと思う。

6月27日、関東地方は梅雨明けだった。平年は7月中旬だからかなり早い。梅雨明けと聞くと夏休みを思い出す。
20代の会社員だった頃、上司はいつも7月下旬に夏休みを取ったので、私は8月の上旬だった。
これは私には都合が良かった。飯田の実家は父母が元気で存命の頃、別荘代わりでそこを拠点として旅行が出来た。

毎年のように飯田に帰省したが、私の誕生日があるし、ちょうど「飯田りんごん踊り」や「いいだ人形フェスタ」があるからだ。
「いいだ人形フェスタ」は以前「人形劇カーニバル飯田」と言っていた。
飯田には「今田人形座」「黒田人形座」など、歴史のある人形劇が盛んだ。
子供が小さい頃に連れて行って、何か所も人形劇を見たが結構面白かった。

いつかは飯田高校のブラバンの定期演奏会を聞けた時もあった。我々の時は25人が精いっぱいだったが、50人くらいの大編成ですごく上手かった。

夏休みの旅行は考えてみると飯田を拠点によく行ったものだ。いくつか思い出してみよう。

飯田の実家から兄の車で阿智村の「青木屋」でヤマメ釣りに行ってもらった。
魚釣りは面白い。子供も連れて皆で釣り、それを焼いて食べた。

天竜下りは時又から唐笠まで下り、富士見は「エバーグリーン」、原村ペンションは「はーぷしこーど」の名前につられて予約した。八ヶ岳山麓ではパターゴルフ。
自信があったのだが、思うようにはいかなかった。

清里の清泉寮ではソフトクリームがおいしかった。早朝のバードウォッチングを申し込み散策にも行った。

行った時期は前後するが、白馬東急山荘に泊まった時は長女が未だおむつであった。栂池(つがいけ)高原からロープウェイに乗り、栂池自然園(1900m)も見学した。

子供達が小学生になって立山室堂の、みくりが池温泉(日本一高所2410mの天然温泉)に泊まり、黒四ダムからロープウェイやトロッコ列車に乗り富山にも行った。
黒四ダムは壮観だったな。
しかし富山からの帰りは未だ北陸新幹線が無く、特急は自由席だったので混雑して座れなかったのが残念だった。

松本城から上高地の思い出。梓川の水の冷たさにはびっくり。上高地は相当混んでいて、途中からタクシーで行ったのだが、タクシーの運転手に「帰りは予約した方が良い」と言われ、これが大正解であった。長蛇の列を横目に、名前を呼び出されてすぐにタクシーに乗れた。帰りを急いだのは松本駅発特急に乗る予約をしていたからだった。滑り込みセーフ。

諏訪湖や諏訪大社見学、泊まった温泉の浜ノ湯の若女将がすごく良かった。

駒ケ根千畳敷カールは何回か行ったが、混雑で相当待ってロープウェイに乗ったものだ。

そのうち一回は宝剣岳(2931m)に登ったのは自慢できる。私が登った最高峰である。子供も全員登ったが、尾根では寒くカメラが作動しなかった。
途中危ない箇所もあり、その後遭難者も出たと新聞で見た。

木曽妻籠宿、馬籠宿には父の車や、兄の車で何回か行ったし、娘の運転でも開田高原で木曽馬を見て、ソフトクリームがおいしかった。

遠山郷では「島畑」に泊まったが、ジビエの鹿肉やサルの肉までテレビでよく見るご主人に提供された。日本のチロルこと「下栗の里」は絶景。そこからの「しらびそ高原」は南アルプスを望む。白樺の木が何とも高原らしくうれしい。

市田の御大(おんたい)の館は明治大学野球部名物島岡監督を記念したスーパー銭湯である。プロになった星野仙一や広沢克実らの写真が貼ってある。
松川町の信州まつかわ温泉「清流苑」は町営である。法事の時に寄ったのであるが、まさか高校同級生S君と温泉で会うとは思わなかった。

NHKでたまたま幻の中津川線を見た。これは飯田から岐阜の中津川まで国鉄を通す予定で工事が始まった。だが、これからは高速道路だという見通しで、工事はストップ。その工事で温泉が噴き出たのが昼神温泉である。昼神温泉のホテル「伊那華」は中日ドラゴンズが落合監督の頃は納会などで使用していた。ちなみに信子夫人は飯田の高校出身である。

これらの旅行はもちろん何年にもわたっての事である。

南アルプスを望む飯田は改めて風光明媚な土地柄だと痛感した。山梨県が南アルプス市を名乗った時は残念だった。飯田市こそ南アルプス市だと思っている。


クイズ流行り

2022-07-08 17:45:32 | 趣味・ガーデニング

最近と言っても以前からだが、クイズ流行りである。
私はよく「相撲」と「相模」がこんがらかってすっと書けない。

我が家の新聞の日曜版にクイズがある。朝6時に朝刊を取りざっと読んだら、クイズに挑戦する。

先ずは「クロスワード」「間違い探し」をやる。

次は「数独」2種類、そして「四角囲み」「漢字クイズ」「隠し絵」に進む。
調子が良ければ約2時間で終わる。だが、時々難しい「数独」はあせってやると、途中で同じ数字が入り、全部消してやり直す。これは時々やらかす。

今、結構クイズ番組をテレビで見ている。
TBS「東大王」の回答の速さには驚きの連続である。「ふしぎ発見!」NHK「チコちゃんに叱られる」日本テレビ「あなたは小学5年生より賢いの?」「全国高等学校クイズ選手権」テレビ朝日「くりぃむクイズのミラクル9」「有吉クイズ」フジテレビ「ネプリーグ」「今夜はナゾトレ」など。

連れ合いと見ていると興奮して大きな声で回答を言うので、うるさくて困っている。

過去のクイズ番組が懐かしい。

NHK「私の秘密」には山本邦山も出演して「石の尺八を吹いた」かな?
「ジェスチャー」には柳家金語楼、「シャープさん・フラットさん」には箏の生演奏で古屋富蔵夫妻、「連想ゲーム」や「クイズ面白ゼミナール」には鈴木健二アナが面白かった。

日本テレビ「アメリカ横断ウルトラクイズ」福留アナから福澤アナでよく見た。
「それは秘密です」は桂小金治。TBS「クイズダービー」は大橋巨泉。
フジテレビ「なるほど!ザ・ワールド」は愛川欽也と楠田枝理子。
「クイズ$ミリオネア」はみのもんた。彼の言うファイナルアンサーが懐かしい。「平成教育委員会」は逸見政孝。もう何人かは亡くなってしまった。

いずれも名司会者だった。

最近気になった事があった。
「○○に鑑みて」の言葉である。
以前、会社勤めの時に「○○を鑑みて」を使用して文章を直属の部長に見せたところ、「それは違う」と直された。それ以後私は、鑑みてを使用する場合は、必ず「○○に鑑みて」と使用することにした。

現在取っている新聞に何回も「○○を鑑みて」の文章が載ったので、メールで編集部に問い合わせた。
後日、直接電話で返事があり、どちらでも間違えではなさそうだ。
某政治家も演説で「○○を鑑みて」を使用したそうである。

どうも「○○を考えて」と言う意味で使用しているのではないかと思う。
一旦刷り込まれた私には未だ違和感が残っているのである。いかんなあ。
皆さんも辞書でお調べください。