北原鈴淳 琴古流尺八教室 in八王子

尺八の音色は心を癒してくれます。

演奏すれば「無」の境地になれ、演奏が終われば満足感、充実感が得られます。

2023年の高尾山

2023-12-16 16:20:50 | 散策・ハイキング

5月10日、高尾山に登って来た。花粉が落ち着いたので行ったのだが奇しくも昨年と同じ日になった。天気に恵まれて良かった。

新緑は気持ちが良い。リフト乗り場前では、いきなり鶯が「ホーホケキョ」と迎えてくれた。鶯はいつも宮城道雄作曲「初鶯」と「小鳥の歌」を思い出す。

やはり運動不足で薬王院からの階段がきついので休み休み登る。

新緑の中、深呼吸をしながら山頂に着いた。肺の中のよどんだ空気が一気に入れ替わったようだ。この時季の富士山はおおむね綺麗に見える。人はそこそこに混んではいる。外国人が増えて来た。
11時30分、山頂では持参のおにぎりを食べ、下山後の一杯を楽しみに混んできたので急いで降りる。
帰りのリフト券売機の前列の人が、「木曽御嶽百草丸」と大きく染め抜いた青地のTシャツを着ていたおばさんがいたので、つい声をかけてしまった。
百草丸は木曽の有名な胃薬である。都心の有名薬局でも売っているし、私も常備薬として愛用している。どうやら旅行で購入したらしい。
下山後は一杯のビールとマルゲリータピザで満足した。

10月17日高尾山に登った。久しぶりである。

この日は知らずに行ったのだが薬王院で大祭があり、高尾山口駅で降りたところ、大勢の巫女さんのように着飾った「稚児」がいた。付き添いの親たちの法被の襟には「稚児修行」と筆字で書かれていた。

私は相変わらずリフトで行ったが、稚児たちはケーブルカーだったので再び山上駅前で会った。
暖かく好天で幼稚園児や団体もいた。未だ紅葉には早く、そんなには混んでいない。
薬王院を過ぎて私の定点観測のモミジは未だ緑だ。

        

この通り山頂の標識はかなりすすけて来た。山頂ではがっくし。富士山が見えない。好天だったので期待して行ったのに。
未だ11時前だったがいつもの場所(山頂を通り越したところ)で、ベンチに座り持参のおむすび(鮭)を食べた。隣の木の周りに囲いがあったが気にせずに食べていた。食べ終わって何気なくその表示を見てぞっとした。「スズメバチがこの辺に飛んでいますので注意」と書いてあったのだ。あわててその場を離れた。
相変わらず下山してから高尾の「たまの里」でビールは久しぶりに大瓶で喉を潤した。歩数計では13000歩で万歳の表示が出た。

紅葉を見ようと11月9日出かけた。自宅発9時30分。
私のスケジュールと天気が合致したからである。
高尾山口駅で降りるともう、幼稚園児や中国語の大きな横幕を広げて記念撮影をしていた。

ここはリフトの清滝駅前の広場である。写真は帰りに撮影した。紅葉はもう少しだ。

定点観測の薬王院から階段上のモミジは未だ赤くなっていない。階段上の女性がなかなか進んでくれなかったので、随分我慢して撮影した。

11時過ぎ、山頂での富士山は残念ながら曇っていた。だから富士山のあるべき場所が違って写ってしまった。もう少し左側のくぼんだあたりの上のはずである。

私の安いカメラでは綺麗に映っていないが、ここでモデルさんらしい人が撮影をしていたので、私もと思った。

高尾山の標識があるところは、もう少し綺麗に咲くはずだ。

登りは足の筋肉を鍛えて無いからきつい。特に上がり坂と階段だ。もう途中で止めたいくらいだ。

それでも頂上でおむすびを食べ、下山して又、「たまの里」で一杯とざるそばでやると、やはり最盛期の紅葉時にもう一回は来なくてはと思う。健康の為にも。
だが、不思議と前回より今回の方が、翌日の筋肉が痛くならなかった。

今年4回目の高尾山は11月21日に行った。やはり紅葉たけなわとあって前回より混んでいる。耳にする中国語が多くなって来た。

     

清滝駅前の広場はすっかり紅葉していた。
いつものとおり、リフトに向ったが、今回は流石に行列が出来て少し並んだ。
時々何かでリフトが止まる事があった。途中の空気が気持ちが良い。やはり紅葉は進んでいた。
やがて駅に着く前、前のリフトの2人組の一人が右側に降りたので、係員が大声を出して左側に行くように指示したのだが、右側で降りたのでリフトを止めてしまった。その後は再開した。

今回は女坂を登る。吊り橋コースを取った幼稚園児らの「ヤッホ―」が下から聞こえて来て、私も返事をしてやった。

     

薬王院の天狗の上の紅葉はもっと綺麗なはずだったが写りが悪い。定点観測の紅葉はちょうど良かった。

     

まもなく頂上。坂道の紅葉は思った程綺麗でない。右は山頂の紅葉で綺麗だった。(前回と同じもみじ)

今回は涼しく、ほとんど汗をかかなかった。天気は良かったのだが、高尾山頂ではがっくり。又も富士山は雲がかかり、全く見えなかった。
例により、山頂でおにぎりを食べ、下山後、今度は高尾山口駅前の「Fumotoya」で「ビールと前菜セット」を注文した。1078円だった。

今年5回目の高尾山は11月30日である。11月だけでも3回登った事になった。
今回は高尾山からもみじ台まで足を延ばそうと思った。混んではいたが、さすがに幼稚園児や小学校生はいなかった。
リフトに乗ったが、今回が一番紅葉がきれいだった。特に途中、日の当たる「満天星ツツジ」が真っ赤っかである。

薬王院に入ろうと思ったら、ちょうど11時から始まる御護摩修行に遭遇した。本堂に向けて法螺貝を鳴らして歩く。傘の下は貫主である。

定点観測の薬王院裏の鳥居の紅葉はもう終わっていた。

  

今回は富士山が見えた。左側は高尾山の頂上から。右の写真は「もみじ台」からの写真である。
久しぶりに富士山を見た。頂上は混んでいるいるので、もみじ台で昼を取ろうと向かったが、残念ながら木の椅子が一杯に埋まっていて、仕方なく写真だけ撮ってすぐに再び、高尾山に戻った。

相変わらずの鮭おにぎりとお茶。やはり前回真っ赤だった紅葉はもう落ち始めていたが、順番に紅葉するので見どころはある。寒くなって来たから、もう今年はこれが最終だと思う。

今回は下山して高尾駅で降り、又「たまの里」に行ったのだが、「地酒セット」は寒いので今回は「焼酎(黒霧島)のお湯割り」にした。つまみの「山かけ」が小さな器になって来た。「揚げだし豆腐」も出たが、腹には少ないので「ミニネギトロ丼」も注文した。いい気分になった。

12月15日の朝のTBSテレビ「ラヴィット」の番組内で「高尾山」を放映していた。
小仏方面の蛇滝から登るコースを撮っていた。やはり紅葉のポイントで私と同じ、薬王院の上の階段の鳥居前で写していた。それは真っ赤で見事な紅葉ぶりだった。


2023年版レストラン

2023-12-16 16:12:45 | グルメ

2023年版レストランを書いてみようと思う。
ここは八王子北口、ユーロード近くのレストラン「BELLA  NOTTE」 (ベラノッテ)である。あの有名なROLAND(ローランド)が経営している。
ここはたまたま散歩していて見つけたのだった。その後ネットで調べて良さそうだったので行ってみた。

  

正面にROLANDの銅像があってびっくりした。2月25日(土)12時前だった。
入口のメニューを覗いていると、イケメンが扉を開けて「いらっしゃいませ」と私を招き入れた。中に入ると私が1番だった。カウンターもあったがテーブルに案内された。店内はシックで落ち着いており、さすがROLANDの設計だと思った。

テーブルや椅子は可変式だから、貸し切り等が出来、パーティーなどに使える。
カーティンで仕切った小さな個室が3部屋あるし、夜はバー式のカウンターもある。
これなら芸能人でもお忍びで利用できる。
ネットで調べた通り、2月のランチはスパゲティー3種だけで、サラダとドリンクがセットになっており1380円。パニーニの2種はもうやって無かった。(多分やめたのだろう)

注文前に3月からのメニューのチラシをくれた。種類がかなり増えるのだった。

私は「ベラノッテミートボールパスタ」を注文した。麺は太麺か生を選択でき、私は生にした。
2月までは全部セットになっており、サラダ、ドリンク付きでミートボールは柔らかく5個入っており、パスタはナポリタンの濃いめだ。粉チーズも載っており旨かった。

食べ始めの頃から客がどんどん入って来てあっという間に満席となった。若い女性同士、着物の3人女性、家族、男女のペアなどだった。

3月のチラシを見ると「ミートボール」は数が減り、実質値上げ のようだ。
サラダ、ドリンクのセットAで、プラス250円。デザートやメインがつくB、Cセットもある。
パスタの種類は11種類に増える。安いパスタは780円の「ペペロンチーノ」「和風ガーリック醤油パスタ」「大葉のパジリコ」などである。従ってパスタだけなら安い。

ROLANDは八王子出身でカリスマホストとして有名だった。今では美容室とレストランを経営している。さらに多才ぶりはNHKEテレで、俳句の夏井いつきと「よみ旅」に出演して、地方に出かけて俳句の旅をしている。

西八王子の「うなぎダイニングこじま」に行って、釜めしを食べた。
以前は富士森公園近くにあったのだが、西八王子に移転していた。冨士森公園の時は自宅まで届けてくれていたので、社長に挨拶するとすぐに分かってくれた。

3月31日、写真を撮りに行ったら一周年ののぼりが立っていた。
メニューは豊富である。
一方、同じ西八王子にあった「はなの舞」がいつの間にか閉店し、カリスマがプロデュースした「ラーメン心」も半年で閉店した。

今年は猛暑続きである。
7月12日には八王子は39.1度で全国で一番暑かった。いつも行く八王子北口駅前が盛んにテレビに映っていた。

そんな中、八王子の料亭「坂福」に行って来た。

以前から通りかかっていたが、まさかランチが安いとは思わなかった。
ここは甲州街道沿いにある。ランチは日替わりで、私は「肉団子、白身魚のムニエル、サラダ、冷奴、味噌汁、コーヒー付き」で1100円だった。
その他、ステーキランチも1100円と表示があり、次回はそれにしよう。

店内は箏の音楽がかかっており、興味を示しておかみさんに聞いてみた。
いつも箏だそうだ。ちょうどその日は土曜日で「題名のない音楽会=箏LEO」を見てから行ったのだ。そんな話をしたところ、おかみさんも見たと言う。

「餃子」の食べ比べをしている。中華の「バーミアン」「日高屋」「餃子の王将」「餃子の満州」「宅配の生協」など、皆同じように旨い。ただ中身が少ない。
高尾の個人店の「家楽(からく)」は、大きく中身がしっかり入って旨い。冷凍にして売っているので何回か買って来た程だ。

9月1日、青木滉一郎の尺八リサイタルの前に、新宿で腹ごしらえをしておこうと思った。
会場の四谷紀尾井ホールに6時30分到着予定にして、逆算し新宿には5時30分に着いた。行先は決めてあり、最近出来た新宿西口の「星乃珈琲」である。地下一階で以前「サイゼリヤ」だったのが「星乃珈琲」に代わり、あらかじめ調べて入店した。当然ランチは終わっている。
案内されたのは一人用で他とは離れたトイレの前だった。頻繁に人が横を通る。残念だったが全体の雰囲気は良い。かなり客は入っていた。
それでも狭い席だが右壁は全面ガラスで広く見せ、目の前にはオブジェが飾られていてカバンも置けた。
軽くと思って「ナポリタン」と「織姫なるアメリカン」を注文した。
金額は1450円で決して安くない。それでもセット料金であり、コーヒーは単品なら650円のところ、500円だった。2杯目は半額と表示してある。ナポリタンもコーヒーもおいしかったが私が決めた時間通り、6時には店を出たのでせわしなかった。高いけれどこの美味しさなら、再び来店もありうる。

自宅近くに中華料理店「楽楽中華」が出来て2~3年になるかな。一度も入ったことが無かったので試しに行って見た。私はランチの「麻婆豆腐」で家内は「青椒肉絲」だった。先に来た「青椒肉絲」に小皿をもらい食べた。やがて土鍋にぐつぐつ煮えたぎった「麻婆豆腐」が来た。
これは非常に熱かった。レンゲでふうふう吹きながら一口食べたら、たまらない熱さだ。余りにも熱いので「青椒肉絲」を先に食べ、汗をかきながらゆっくり食べたつもりだった。が結果は下唇をやけどをして腫れて痛かった。尺八を教えるのに困ったと思った。京王八王子ビル内の「蓬莱軒」も土鍋だが、楽楽の方は土鍋が深い分、いつまでも冷めず、熱かったのだ。

すかいらーくグループの「ガスト」のチラシが入って来て、「サーロインステーキセット」が3000円のところ1800円と表示されたので食べてみた。
サーロインステーキにカキフライ2個、サラダ、とうもろこし、ブドウゼリー、パン、さらに生ビールかドリンクを選択で当然、生ビールだ。これは美味しく安かった。期間限定である。
同じグループの「バーミアン」がテレビで放映されていた。自慢の10品をプロが査定するのだが「ホイコーロー」が不合格になってしまった。

9月30日、八王子の町中華、「家楽」に行って来た。
家楽は元々高尾の陵南公園の近くにあり、私は最近自転車に乗らないので疎遠となっていた。(以前ブログに餃子が旨いと書いている)
たまたまスマホに家楽が八王子に開店したと表示されたので、先ずは見学に行って来た。
紛れもないご主人が経営で、日曜日のみ高尾で営業して、月曜日は定休日。火曜日から土曜日までが八王子で営業との事。

場所は京王八王子駅のすぐそばである。新規開店してランチは9月末まで20%引き。
私は「チンジャオロース丼に餃子2個」を注文した。1180円のところ944円だった。
餃子は本当に餡が一杯詰まっており美味しい。冷凍餃子も販売中で以前何回か私も買った。
10月からは開店記念第二弾で、「八王子ジャーニーを見ました」と言うと、何と餃子が無料と表示されている。ただし2個である。
皆さんもレジで「おいしかった」と帰って行く。ご主人に「繁盛で良かったね」と挨拶した。

10月14日、餃子無料にひかれて行ってみた。今度はチャーハンと餃子である。以前食べた通りチャーハンもおいしくいただいた。チャーハン代だけで860円だった。

テレビで中華料理の「バーミアン」が放映された。
一流料理人が料理を査定する番組だ。10品中9品が合格で、回鍋肉は不合格だった。
後日チラシが入り、「回鍋肉は不合格だったが9月14日からリニューアルしたから食べてみて」と表示された。
早速ホイコーロウを食べに行った。チラシのクーポンで中生、餃子、そしてホイコーロウとご飯少な目で注文した。おいしく食べられた。しめて1206円のところ、シルバークーポンや知人からもらった「全国胸痛汚職事件」(と書いてみたかった。)正しくは全国共通お食事券で残金はスイカで146円だった。

やはり中華チェーンのH店に入って中生、ニラレバ、餃子3個を食べて、1040円だった。お食事券が使える店と調べていたので、会計で表示した。と同時に端数はdポイントの有効期限の前に使用しようとしたのだ。つまり1000円分はお食事券で残りの40円をdポイントで使用と言った。ところがレジ担当者は先にdポイントの40円を処理してから、「お食事券は同時には使えません」と言い出した。そこで「じゃあdポイントはキャンセルしてお食事券を使わせて」と言ったが、「もう処理したからキャンセルは出来ません」と言われた。明らかにレジのミスなのだが、大声を出すのもはしたないので、1000円分はスイカで支払った。しっかりせい。

10月23日はかつての尺八弟子のYさんとKさんに新宿で11時30分に会った。今までコロナで我慢していたのだ。
新宿駅西口の「北海道新宿西口店」で昼飲みである。110ビルの9階にある。かつて一度行った事があった。
調べたところ個室があるので受付で言ったところ案内してくれた。3人で十分である。
先ずは中生。刺し盛りは2980円。枝豆、ソーセージの盛り合わせ等を注文。
Yさんは私が23歳で教えた一番弟子である。もう52年の付き合いだ。Kさんは青木先生の代稽古で教えた。
Yさんとの付き合いの思い出話や、ロシヤの侵攻までの話は尽きなかった。
日本酒は北海道の「男山」「新十津川」も冷でいただいた。14時過ぎ割り勘で一人3000円位。


名残惜しいので「星乃珈琲店」に移動。
今回は3人なのでいい場所に案内された。雰囲気もソファーも気持ち良く、まるで個室のように周りは摺りガラスで居心地が良かった。
Kさんは都合で15時過ぎに帰られた。座席の棚には「こちらの席は2時間以内に願います」と小さく表示がしてあった。特に注意もされなかったので、2時間どころか3時間ほど粘った。相変わらずおいしいコーヒーで、さらに話し込んで17時過ぎに解散した。

12月15日は八王子の「ざまに」で昼食を取った。

以前は「飛騨の里」だったところだ。「ざまに」の言葉が気になって、入口に立って呼び込んでいた女性に聞いてみた。高知の言葉で「最高」などの意味らしい。この写真は夏ごろ撮ってあり、行きそびれていたのだった。
この日もちょうどその女性が立っており、地下一階に降りた。
ランチは「真鯛のお茶漬け」が600円と安い。余りにも安いので、ついでに高知の「土佐鶴」も頼んだ。
宿毛湾直送と表示してある。さあ「宿毛」は何て読むか?「すくも」である。
お茶漬けには味噌汁も、お新香なども付いており、美味しかった。次回は1000円の刺身定食を食べたいと思った。

話は変わるが、居酒屋チェーンでのランチで「ハイボール」を頼んだ。これが薄い事。中生ビールを入れる容器で来たのだが、四角い氷も目一杯入っており、これではあまりにも中身が無い。
アイスコーヒーもそうだが、氷がもったいない。後で捨てるだけだ。
随分前だが、別の居酒屋チェーンでも焼酎割りも薄すぎて、店員を呼んで焼酎を追加で入れてもらった時があった。

最近の和食レストランでは「グラスビール」を頼んだところ、料理が先に来てビールが来なかった。そこで店員を呼んで「ビールがまだ来ていない」と言ったら、あわててビールを持って来た。ところが中生だったのだ。間違いに気づいた店員が一度はやり直そうとしたが、結局その中生をもらった。


2人だけの同級会

2023-12-11 11:36:06 | 音楽・日々是尺八

2人だけの中学同級会

11月28日は中学の同級生T君と久しぶりに新宿で会った。昼飲みである。昼から飲める「三平酒寮」を選んだ。中生ビールは350円と安いので2杯も飲み、調子が良かったので焼酎お湯割りも2杯も飲んだ。

話が弾み2時間30分も粘り、その後は私が会員になっている「カラオケマック」に行った。本当に久しぶりだった。室料10パーセント割引券を持って行ったら、何と有効だった。機種はDAMを選んだ。最新映像も見られて良かった。彼とは当然、同世代だから歌う歌は全部知っているし、盛り上がる。とにかく大声で、高音も必死で歌った。1時間30分たっぷり歌い、十分満足で楽しい一日だった。

そのT君とは飯田市立東中学校出身であり、期せずしてNHKテレビ「ひむバス」で東中の生徒たちが放映された。
飯田市が有名なのは「りんご並木」、「水引」である。飯田市は大火に見舞われ、生徒の発案でその復興のために街なかにりんごの木を植えたのである。りんごを植えてある通りを、りんご並木と言う。
幅25メートルの中央分離帯に植えられており、飯田市動物園前から大宮神社前まで長く続く。

東中は特に「りんご並木」の草取りなどりんごの世話をしており、各クラスに「緑化部」がある。消毒や剪定は専門業者が行う。秋には収穫したりんごを給食でいただく。ジュースにも加工する。
我々は道徳で習うのが伝統。全国に知られ、匿名の「びんごなみ」さんからの筆字の手紙や寄付があったと良く先生から聞かせられた。3年生の頃その「びんごなみ」さんは、確か近畿地方(徳島かな?)のおばあさんと判明したと記憶している。又、誰もりんごを盗まないと美談になっている。

T君とは中学で仲が良かったが、高校は違う高校だった。彼もブラバンを1年間やったそうだ。
時は過ぎて、私達が48歳の頃、中学の同期会の話が出て来た。中学卒業32周年記念だった。

彼とは音信普通で、飯田市にいる女性クラス幹事からT君の住所が分からないと連絡があった。
そこで私の遠い記憶を基に、東京にいるはずの会社名を知っていたので、電話帳で調べて会社に電話してみた。今みたいに携帯も無いし、個人情報の規制も未だ無かった。
事情を話したところ、関連会社にいると聞いた。そこで関連会社に電話を入れて、やっと本人にたどり着いた。話したところ「ちょうど本日が退職日だ」との事。これを逃すわけにはいかないと、急遽その日に会う事にした。その結果彼も無事、同期会に出席出来たのである。奇跡であり幸運だった。

彼曰く、あの出会いが無かったら今頃は行方不明者だったなぁと笑った。
あれからもう28年も経った。

中学同級生で東京にいる男性は2人だけだが、以前私のブログに書いた「飯田弁に見る飯田人の流儀」を発行した「風越亭半生」(出井光哉)は、やはり中学同級生である。
彼によると今年3月に発行されたその本は、初版完売になったそうだ。先ずはめでたしである。

 


2023年の我が家の庭

2023-12-08 16:15:39 | 趣味・ガーデニング

2023年の我が家の庭である。毎年同じようで新鮮味は無いが記録として挙げてみよう。

近隣ではジャーマンアイリスがきれいに咲いている。
我が家は日当たりの関係で、一週間ほど遅い。

今では5本くらい咲いた。 (4月21日)

こちらはシソの芽である。昨年成った実を適当に蒔いていたら芽が出た。もう少し大きくなったら移植する。

日本各地で芝桜の映像を見させてくれる。我が家も狭いながら、それでも咲けばうれしい。ミヤコワスレも忘れずに咲いてくれた。

近所からもらったので、同じように各家庭でも咲いている。

やっと安定して日中20度を超えるようになったので5月9日、枝豆の種を27か所植えた。各3粒づつ植えてある。うまく行けば7月下旬に収穫してビールで一杯だ。
一昨年おいしかった「湯あがり娘」の品種である。

5月21日、成長したのでペットボトルをほとんど外した。これから2本立てにするので間引く作業がある。

こちらはブドウの「スチューベン」である。
老朽化した根っこからひこばえが生えて来たので育てることにした。
これは2年目であるが、一か所なんとブドウの芽が生えて来た。

 

一方、本体のブドウに花が咲き、これから実がなるという段階で、かなり雨にたたられた。心配である。しかし、桃などと違って受粉をしなくて良いのが楽である。5月21日撮。

   

6月18日、ブドウがこれだけの大きさになった。小粒や実の成りが悪いものは除いた。時々摘粒はしている。これからまだまだこの作業は続ける。

枝豆も順調だ。

何年も前に長女からガクアジサイの鉢植えをもらったのを地植えにしたところ、こんなにも大きくなった。

今年は高温が続くのでブドウの成熟が早まるみたいだ。7月5日、少し色づいたのを見て一つ袋掛けをした。
ポツンと一袋である。

枝豆も順調である。花が咲いたと思ったらもう、さやが大きくなった。

アガパンサスも増えて来た。

ひこばえのブドウが色づいて来た。7粒くらいでこれは袋をかぶせず鳥にあげようと思う。そうしたところ20日朝見たら1粒皮が落ちていた。鳥が食べたのだ。

庭のブドウは14日、すべてのブドウに袋掛けを終わった。全部で160枚くらいだ。
暑い中大変だった。我が家はこれだけだから良いが農家はたいへんだな。苦労がわかる。それを捕られたら困っちゃうだろうな。


今年はブドウ袋100枚を事前に買ってあり、前年の残りもあるので間に合うと思っていた。ところが、かなりの量になり足りないので、再び100枚買いに行った。
スチューベンは中位の大きさだが、もう売り切れていた。仕方なく巨峰用の大きな袋を買って来た。大は小を兼ねるか。

ブルーベリーも何個か収穫した。枝豆も出来、18日から毎日大量に収穫だ。
残念だがビールの買い置きが無く、シャトレーゼの赤ワインで1杯やった。
取り立ての「湯あがり娘」は甘みがあって実に旨い。

とにかく暑い。毎日の水やりも大変だ。芝生も伸びたが暑すぎて、やる気にならない。
7月20日、ついにミョウガが1つ花が咲いており、収穫した。

8月2日ひこばえのスチューベンは、やはりネットで包んで5粒収穫した。
ひこばえの味を知りたかったから、ネットで包んで置いたのだった。暑さで熟れ方が早い。

とりあえず1粒食べてみた。うん、この旨さだ。甘くおいしい。

季節はどんどん過ぎ9月に入った。ほとんどを収穫した。
今年は猛暑猛暑で出来が悪い。食べごろかなと思っていると、鳥に食べられたり、袋を開けたらまるで貴腐葡萄状態のもあり20~30袋はダメにした。
それでも収穫したブドウはお世話になってる人に差し上げた。
自分用も食べたらそれなりにおいしい。

ブドウの葉も枯れ出し、庭に落ちるので拾いだした。
ある1枚拾おうとしたら、突然何かが跳ねた。大きな「ヒキガエル」だった。2~3年前にもいたが、昨年外側の道路で車に轢かれて死んでいたので、丁寧に庭に葬った。だからいる訳は無いと思っていたのに、今までどこにいたのだろうか。少し追い払ったが、庭の隅っこで留まっていた。仕方がないのでそのままにしている。調べたら毒を持っているので、やたらに触れない。困った珍客だな。

9月17日、ブドウの葉が散ると隣に迷惑をかけるので、早々に剪定して、網も全部外した。未だ猛暑の中である。

9/25撮影。今年は猛暑で金木犀の伸びが早い。昨年暮れに業者に剪定してもらったが、写真のようにまるでお笑い芸人の「ぴろき」状態で笑ってしまった。皆さんにも笑いをと思った。

金木犀の落ち葉を拾っていたら、下方の葉の裏側には、いくつかのセミの抜け殻があった。

9月27日、庭木に水やりをしようと思ったら、プラの如雨露が経年劣化により、下方に穴が開き、漏れ出した。もう14~5年は使用したのだろう。近くの「ドン・キホーテ」には無かったので、高尾の「スーパーバリュー」で新しいのを購入した。

少し前の話だが、猛暑の中芝刈り機で芝を刈っていた時、急に「ガタッ」といって芝刈り機が止まってしまった。石ころでも吸い込んでしまったかと思って、中を見ると紐が巻き付いていたのだ。
しまったと思ったが、それはブルーベリーにかけた網の紐だった。直径5ミリくらいの長さは3メートルくらいかな。

一時は「壊れたら買い替えかな」と思ったりしたが、説明書きを見て恐る恐る分解してみた。
中の汚れは相当ひどかった。雑巾で拭きネジを締めたのだが、何だかずれた気がした。
後日、もう一度分解して、「これで良いのだ」と確信して電源を入れて見たら無事動いたのだ。

スチューベンはなかなかスーパーで売っていない。自宅のはとっくに食べてしまった。
たまたま西八王子南口の果物屋で見つけたので、家人と相談して「売り物の味はどうか?出来栄えはどうか?」と買ってみることにした。10月13日、「街の小さな果物屋さん」(店名)の店頭を覗くと置いてない。試しに店員さんに聞いて見たところ、「入荷しているが未だ店頭に出してないだけ」と言われ、店内に入ってゲットした。青森県産で2房で421円だ。1房が約200円の勘定である。

早速食べてみた。流石に甘く旨い。粒もそろってしっかりとしていた。やはりプロだな。

まさかと思って20日その果物屋さんを覗いたら、何と未だスチューベンがあるではありませんか。今度は486円に値が上がっていた。余りの美味しさに再び購入した。

まさかは続く。我が家のスチューベンは全部収穫したのだが、季節外れに又2房出来ていて、21日収穫した。
さらに一度は葉を全部剪定したのだが、気候の変化により、再び葉が咲きだした。アジサイも一度は枯れた葉がf再び芽吹いている。
今年は異常だ。

2年に1回植木の剪定を業者に頼んでいたが、12月4日は私が脚立を使って剪定した。貝塚イブキと金木犀2本だ。「ぴろき」状態の金木犀をやっとこさっとこ剪定出来た。
途中、足がつりそうになったり、腕が早くも筋肉痛になった。脚立の上では、小学校の担任がりんごの木の剪定中、脚立から落ちて亡くなった事を思い出した。25年ほど前の話であるが、結構脚立の剪定は危険を伴うのである。