落語には、本題に入る前に「マクラ」を語って、知らない内に本題に入るテクニックがある。誠に上手いもんである。
昨秋、聞きに行った立川談修の芸術祭参加落語は、残念ながら受賞できなかった。(落語は大衆芸能部門)
代わりにと言ってはなんだが、音楽部門で「善養寺恵介の尺八独演会」が芸術祭大賞を受賞した。
音楽部門は洋楽、邦楽と分かれてないから大変である。
尺八での受賞はなかなか難しいが、青木鈴慕師も過去に優秀賞、大賞を受賞している。
私はたった一回のリサイタルで満足している、レベルである。
さて、正月に室内に置いておいた花が咲いた。
左はシクラメン、右はシャコサボテンである。
いずれも昨年頂いたり、買ったりした花を、その後も育てた結果である。
よりによって、シクラメンもシャコサボテンも一輪だけ咲いた。
両方とも、花後は外に置いていたのだが、芽が出だしてから部屋に取り込んだ。
しかし、シャコサボテンは急な寒さで、取り込んだのが遅く、ことごとく芽が枯れた。
たった一つだけ咲いてくれて、感動した。ありがとう、お礼の為ここに飾りたい。
正月にテレビで特番があった。
「芸能人格付チェック」を元日の夜6時からのテレビ朝日で見た。
100万円のワインと5000円のワインを飲み比べる、プロとアマのジャズバンドを聴き比べる、高額のバイオリンなどの聴き比べなどがあった。
中でも和楽器を使った聴き比べが、私も試された。
プロの「日本音楽集団」と「関東学生連盟」は三曲合奏の「八千代獅子」だった。
「関東学生連盟」は早稲田大学、明治大学、法政大学などの選抜である。
何れも最初の同じ部分を演奏した。二組演奏した後、私も実際は迷った。
しかし、もう一度聞かせてくれた時の、尺八の音色、音の伸び、迫力、安定感は「プロ」だった。
さすが、YOSHIKIは正解だった。
偶然だったが、1月6日の午後、TBSラジオ「久米宏ラジオなんですけど」を聞いていたところ、「今週のスポットライト」のコーナーで尺八が聞こえてきた。
なんとドイツ人の「アーミン・ローベック」さんで、チェロの奏者でありながら、尺八も演奏すると言う。
日本に何か月間か来て、竹盟社の松山龍盟氏に習ったそうで、スタジオで尺八古典本曲「下野虚霊」を演奏した。久米宏が盛んに「いい音ですね」と言っていた。
その松山氏は山口五郎の弟子で、私が新宿で印章店を経営していた頃、名刺の注文や、お弟子さんが師範になった時に上げる「角印」を注文頂いた。
16日にはNHKラジオ朝の「すっぴん」に邦楽ジャーナル編集長の田中隆文氏が出演して、邦楽界に付いて語り、自らも尺八持参で、尺八本曲のある部分を演奏していた。
やはりアナウンサーは「いい音ですね」と言っていた。
余談だが、1月14日に不覚にも結婚時に会社の部下に頂いた大事な掛け時計を壊してしまった。
100年は経っていないが、丸いSEIKO社のクォーツ時計である。
裏面には結婚式を挙げた記念日の「壽 昭和53年11月17日」と金色で書かれている。
私の洋間の押入の扉をちょっと強めに閉めたところ、漆喰の壁にかけてあった時計が反動で釘から飛び出してしまった。
針がだらりと垂れ、裏側の電子機器が壊れ、歯車など部品が飛び散った。
記念の時計だから直したい気持ちもある。だが、もう39年間も働いてくれたから処分しよう。
幸い2階に亡き義母の掛け時計が余っていたから、それをかけて置いた。
昨秋、聞きに行った立川談修の芸術祭参加落語は、残念ながら受賞できなかった。(落語は大衆芸能部門)
代わりにと言ってはなんだが、音楽部門で「善養寺恵介の尺八独演会」が芸術祭大賞を受賞した。
音楽部門は洋楽、邦楽と分かれてないから大変である。
尺八での受賞はなかなか難しいが、青木鈴慕師も過去に優秀賞、大賞を受賞している。
私はたった一回のリサイタルで満足している、レベルである。
さて、正月に室内に置いておいた花が咲いた。
左はシクラメン、右はシャコサボテンである。
いずれも昨年頂いたり、買ったりした花を、その後も育てた結果である。
よりによって、シクラメンもシャコサボテンも一輪だけ咲いた。
両方とも、花後は外に置いていたのだが、芽が出だしてから部屋に取り込んだ。
しかし、シャコサボテンは急な寒さで、取り込んだのが遅く、ことごとく芽が枯れた。
たった一つだけ咲いてくれて、感動した。ありがとう、お礼の為ここに飾りたい。
正月にテレビで特番があった。
「芸能人格付チェック」を元日の夜6時からのテレビ朝日で見た。
100万円のワインと5000円のワインを飲み比べる、プロとアマのジャズバンドを聴き比べる、高額のバイオリンなどの聴き比べなどがあった。
中でも和楽器を使った聴き比べが、私も試された。
プロの「日本音楽集団」と「関東学生連盟」は三曲合奏の「八千代獅子」だった。
「関東学生連盟」は早稲田大学、明治大学、法政大学などの選抜である。
何れも最初の同じ部分を演奏した。二組演奏した後、私も実際は迷った。
しかし、もう一度聞かせてくれた時の、尺八の音色、音の伸び、迫力、安定感は「プロ」だった。
さすが、YOSHIKIは正解だった。
偶然だったが、1月6日の午後、TBSラジオ「久米宏ラジオなんですけど」を聞いていたところ、「今週のスポットライト」のコーナーで尺八が聞こえてきた。
なんとドイツ人の「アーミン・ローベック」さんで、チェロの奏者でありながら、尺八も演奏すると言う。
日本に何か月間か来て、竹盟社の松山龍盟氏に習ったそうで、スタジオで尺八古典本曲「下野虚霊」を演奏した。久米宏が盛んに「いい音ですね」と言っていた。
その松山氏は山口五郎の弟子で、私が新宿で印章店を経営していた頃、名刺の注文や、お弟子さんが師範になった時に上げる「角印」を注文頂いた。
16日にはNHKラジオ朝の「すっぴん」に邦楽ジャーナル編集長の田中隆文氏が出演して、邦楽界に付いて語り、自らも尺八持参で、尺八本曲のある部分を演奏していた。
やはりアナウンサーは「いい音ですね」と言っていた。
余談だが、1月14日に不覚にも結婚時に会社の部下に頂いた大事な掛け時計を壊してしまった。
100年は経っていないが、丸いSEIKO社のクォーツ時計である。
裏面には結婚式を挙げた記念日の「壽 昭和53年11月17日」と金色で書かれている。
私の洋間の押入の扉をちょっと強めに閉めたところ、漆喰の壁にかけてあった時計が反動で釘から飛び出してしまった。
針がだらりと垂れ、裏側の電子機器が壊れ、歯車など部品が飛び散った。
記念の時計だから直したい気持ちもある。だが、もう39年間も働いてくれたから処分しよう。
幸い2階に亡き義母の掛け時計が余っていたから、それをかけて置いた。