5月23日の東京新聞に「モノ言う落語家」立川談四楼が大きく取り上げられた。
半ページにも及び、本人もその取り扱いの大きさにびっくりしていた。(師匠のブログによる)
右側の写真は師匠お気に入りの写真で、ブログにも載っている。
左下の写真は上野広小路亭で、かつて私もこの写真をアップしている。
立川流はここを定席としていて、私は何回も通った。
私と談四楼師匠との関係は、度々取り上げてきたから、ここでは省略する。
新聞では落語は「生きるために必要だ」
内容は、緊急事態宣言の中、上野広小路亭の夜席は17人程度。本来なら終わって芸人同士軽く一杯が出来ない。スーパーで食料と酒を買って家飲み。
落語の二協会がクラウドファンディングを始めた。
政治家に対するコメントが鋭い。
アベノマスク批判、犬抱いて座っていたり、ワクチンで電話回線がパンク。上の人が勝手に先に打って、そんな話はないよ。
官房長官は寄席を「よせき」と読んだ。こういう人たちの収入は減らない。
モノを知らない人が、収入の途絶えた人をいじめているんだ。
一番の要望は「補償」だ。
政治家は言葉、です。全く心に響かない。「私を説得してください」
文化芸術、エンタメは「彼ら」に言わせると不要不急。
でも、絶対的に必要なんだ。ビタミンであり、タンパク質。
ドイツの文化大臣も「具体的に生きるのに必要なんだ」
政治家の皆さんに落語を聞いてもらいたい。古典落語の「浮世根問(うきよねどい)」や「やかん」など。
コロナ対策でうまく行っている国は国民の声をよく聞いている。
政治は日常。政治を語るのは「ダセえ」じゃない。(以上新聞より)
飯田で一緒に飲んだ時も、よどみなく「立て板に水」だった。
NHKラジオで土曜日の朝、時々「立川談笑」も話をする時がある。
落語家は本当に話が上手い。政治家も原稿の棒読みではなく、もっと抑揚を入れて、魂を入れて、二ホン国民のためにもっともっと働いて欲しい。