今日の女王サマ

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火垂るの墓

2005年08月08日 | 映画&本&音楽&TV
毎年、この時期になるとテレビで放送される映画のひとつに『火垂るの墓』がありますね。
アニメですが、非常によくできている作品だという思いがあります。
初公開は1988年。『となりのトトロ』と2本立てで観た覚えがありますが、どちらを先に観たのかは忘れてしまいました。

主人公は15歳の清太と4歳の節子。私の息子と娘もちょっとした年齢差があり、映画を観ている時に、当時9歳と2歳8カ月だった我が子がダブってしまい号泣した映画です。
その後は何度もテレビで放送されていますが、最初に放送されたときより、何カ所かカットされてしまっていますね。ちゃんと観るならDVDでという方法がありますけど、私はもうテレビでさえちゃんと観ることができないんです。
何度観ても泣いてしまうからです。それもハンパな泣き方でなく毎回号泣ですから(笑)。だから、ここ2~3年はテレビで放送されても全く観ていません。

ほとんどの方がこれは野坂昭如の短編集の中の一作品だと知っていますよね。“あの野坂昭如”という言い方にはエロ的な小説をたくさん書いている人が・・というニュアンスもあります。

まだ息子が家にいたころ、野坂氏が某CMで畳のかぶりものをして出てきた時、「これ火垂るの墓の作者だよ」と教えたら「ウソッッッ!」と絶句しておりましたっけ。