読み終えました。期日の8日ギリギリまで手元にあって、仕事のあと遠回りして図書館の返却ポストに入れてきました。
最初はなかなか文章が頭に入ってこず、もう返しちゃおうかと思ったぐらいです。
田中真紀子さんと鈴木宗男氏の対決あたりから面白くなってきました。まだ記憶に新しいですもんね。
この本を読むと、ムネオハウスがなぜあんなにチャチなのか、北方4島の発電所建設の協力がなぜ本格的なものにならないのか、よーっくわかります。
そして、鈴木宗男氏に対する見方が180度変わります。
最近、外務省が鈴木宗男氏に対する「ムネオマニュアル」のようなものを作ったというのがニュースになりましたが、後ろ暗いところがなければあんなものは必要ないはず。ということは、やはり宗男氏は陥れられたのか・・・?
もちろん、この本を書いたのは宗男氏に最も近いとされた佐藤優氏ですから、宗男氏寄りの内容になるのは当然です。しかし、関係者が真向から反対意見を述べることもしていませんね。
取調べを続けて行くうちに、友情が芽生えたのでは?と思わせるような奇妙な関係になる西村検事との掛け合いも面白いです。
全てが白日の下にさらされるのは26年後だそうです。しかし、それまでにこの事件は風化してしまっているのではないでしょうか。残念とは思わず、仕方ないと思ってしまう人が大多数でしょう。そして情けないことに私はその多数派の一人なのです。
最初はなかなか文章が頭に入ってこず、もう返しちゃおうかと思ったぐらいです。
田中真紀子さんと鈴木宗男氏の対決あたりから面白くなってきました。まだ記憶に新しいですもんね。
この本を読むと、ムネオハウスがなぜあんなにチャチなのか、北方4島の発電所建設の協力がなぜ本格的なものにならないのか、よーっくわかります。
そして、鈴木宗男氏に対する見方が180度変わります。
最近、外務省が鈴木宗男氏に対する「ムネオマニュアル」のようなものを作ったというのがニュースになりましたが、後ろ暗いところがなければあんなものは必要ないはず。ということは、やはり宗男氏は陥れられたのか・・・?
もちろん、この本を書いたのは宗男氏に最も近いとされた佐藤優氏ですから、宗男氏寄りの内容になるのは当然です。しかし、関係者が真向から反対意見を述べることもしていませんね。
取調べを続けて行くうちに、友情が芽生えたのでは?と思わせるような奇妙な関係になる西村検事との掛け合いも面白いです。
全てが白日の下にさらされるのは26年後だそうです。しかし、それまでにこの事件は風化してしまっているのではないでしょうか。残念とは思わず、仕方ないと思ってしまう人が大多数でしょう。そして情けないことに私はその多数派の一人なのです。