今日の女王サマ

映画、本、音楽、お出かけ、思ったことなどズラズラ書き連ねています。

『プルートゥ』から『BILLY BAT』へ

2009年06月29日 | 映画&本&音楽&TV
このブログでもたびたび書いていますが、私は浦沢直樹ファンである。

『鉄腕アトム』のなかの1エピソードを膨らませた『プルートゥ』は、明日6月30日発売の第8巻で完結するらしい。

早めに発売されてないかな~と書店をのぞいたら、早めの発売はなかったけど、新作が出ていた。

『BILLY BAT』


1949年におきた下山事件がストーリーの中心になっているらしい。
内容的には『20世紀少年』風。あるシンボルマークがあって、それが謎を呼んでいくのである。第1巻だからまあこんなものか。

そういえば(浦沢作品ではないが)イタリアンの修行をしている料理人の物語『バンビーノ』(せきやてつじ)も15巻でいったん第一部が終わりなのだそうです。

しかし、こちらはすぐに第二部が始まる。

一部のファンの中には第15巻にほとんど料理の場面が出てこないとか、ご都合主義的な終わり方だとかの批判続出なのです。

ファンにはどうも二通りあるようですね。
こんなのはアイツの作品と認めない派と、面白いものも面白くないものも全部ひっくるめて認める派と。

私は後者。

たぶん作品が面白くないときは、作者だってノッてないのである。
そういう時は批判するより静かに見守りたいほうなの。