夜勤専門のHさんという女性が「ちょっとちょっと」と私を呼びます。
「な~に~」とそばへ行くと「千円札の裏に書いてある桜の花の中にニ・ホ・ンの3文字が隠れてるの知ってる?」と聞きました。
昨年の春ごろ「トリビアの泉」で放送したそうで、知っている人は知っていたんでしょうが、私は知りませんでした。
彼女は「見てみてよ」とルーペを差し出します。千円札の裏、右上に桜の小さな花があります。ルーペを受け取りワクワクしながら見てみました。
そばからHさんが「ニは○○の方向、ホは○○の方向、ンは○○の方向」(興味がある方は○○の方向をご自分で確認してください)と教えてくれます。ホントだ!可愛い「ニホン」が隠れてます。
そばから、これも夜勤専門のS田さん(♂)が「こうやって、もう1時間も騒いでいるんですよ」と笑わしてくれました。
帰宅していろいろググってみると、ほかに5千円札や1万円札にもあるそうです。しかし、考えてみれば紙幣にこういう細工(?)があるのは当然のこと。それでも小さなミステリーを発見したようで誰かに話してみたくなります。
『ダヴィンチ・コード』を読んだとき、1ドル紙幣にフリーメイソンのシンボルである「ピラミッドと目」が書いてある(いや、結構堂々と書いてありますけどね)と知ったのは驚きでしたが、ドル紙幣の眼が「フリーメイソンの眼」であるというのはアメリカ人にとって常識のようだ、というのを聞けばますます驚きです。
「見てみろよ、あの車。高そうだぜ」そんな言葉から始まった少年たちの犯罪。
セキュリティがしっかりしているはずの邸宅に忍び込んだ3人組は、今時のキレやすい若者たちだった。邸宅には会計士の男、その娘と息子がいて人質になってしまいます。
このチンピラたちだけを相手にしているんだったら簡単だったかもしれない。ロスの田舎町の警察署長ジェフ・タリー(ブルース・ウィリス)は郡警察に事件を預け、自分は家に戻ろうとしていた。
ところが、この邸宅に住むのはワケありの会計士。犯罪組織のマネーロンダリングを仕事にしている男だったのです。その機密は書斎にあるDVDの中に。
DVD欲しさに犯罪組織の連中は、タリー署長の妻と娘(ブルース・ウィリスの実の娘出演)を人質に取ります。
邸宅の家族も助けなきゃならないし、自分の家族も助けなきゃ。助ける命を選べるか。
2本立ての2本目でしたが、眠ることなく観られました。邸宅では会計士の息子がタリー署長と電話で連絡を取り合い活躍するのですが、少年版ダイ・ハードか、はたまたホームアローン・シリアス版かってなもんです。
DVDを手に入れようと画策する犯罪組織の奴らが、会計士の反逆にあっていとも簡単に銃で撃たれて死んじゃうんですけど、普段、数字ばっかりにらんでいる人があんなに上手に人を殺すことができるんだろうか、という疑問は残りました。
最後にブルースの実の娘ですが、あんまりブルースには似てない。元妻のデミ・ムーアにすごく似てます。顔の中心にデミの顔の造作がギュッと集まっちゃったみたいな感じ。女優としては魅力なし、です。
1974年2月、サム・ビックはハイジャックを計画し、ホワイトハウスに突っ込もうとしていた。実際にあったこんな事件、覚えてます?
映画を観た私の大雑把な印象は、すっごく不器用な男の八つ当たり的復讐劇・・・かな。
仕事も家庭もうまく行かなくなった男は、その根源が国民を裏切った大統領、リチャード・ニクソンにあるように感じてしまう。病んでます。
いろいろな仕事を転々としていて、最後の仕事は事務用品の販売員なのですが、販売のテクニックをうまく使えず、仕事を仕事と割り切れない。客を欺いているような気がしてしまうんです。今まで仕事が長続きしなかったのも妙なこだわりがあるからなのでしょう。
そういう愚痴を聞いて欲しい妻は1年以上も別居状態。時々会いに行く妻の顔を見ればわかります。明らかに迷惑そう。「また仕事辞めたの?」そう言って何度も喧嘩したに違いありません。
仕事に行きたくない→独立しよう→タイヤの販売で一儲けだ→融資の返事が思わしくなかった→タイヤは既に発注済→破綻
絶望感に苛まれた彼は、ウォーターゲート事件の真っ只中にいたリチャード・ニクソンを暗殺するしかないと思い詰め飛行機に乗り込むのですが、逆に射殺されてオシマイ。あっけなく終わってしまいます。
ロバート・デ・ニーロの『タクシー・ドライバー』の狂気にも似ているなぁ。なんだか世間にイラつく。でもどこへぶつけていいかわからない。手っ取り早く目立つヤツを殺してしまおう・・・みたいな。おぉ~怖い。
◆リチャード・ニクソン暗殺を企てた男 → http://www.wisepolicy.com/the_assassination_of_richard_nixon/
大発会でゴタゴタしていたんでしょう。
水曜日でレディースデイだったけど、本日は新橋文化で『リチャード・ニクソン暗殺を企てた男』と『ホステージ』の2本立てを観ることにしました。ここ女性はいつでも700円なので、毎日レディースデイです。
本日が上映初日なので、チケットを買う人が次から次へとやって来ます。私はいったん中に入りましたが、暑いのとおっさん臭さがすごかったので、外で終わるまで待つことにしました。おじさん臭さではなくおっさん臭さです。どういう違いがあるかというと、おじさん臭さにはよく言われるように整髪料の匂いがあるけど、おっさん臭さには加齢臭が加わります。
なんかネ、今日はこのおっさん臭さに酔いそうでした。
スーツ姿の人は仕事の合間にサボリで来たのか、仕事が早く終わったかで観に来ているのでしょう。でも今日は普段着の人が多いような気がしました。
映画のことは次回。
今時の若者としては珍しい、PCを持っていないわが息子にプレゼントしたい。学生時代は結構私のPCを使いこなしていたから、今、持っていないというのは、必要に迫られていないからなんだろうけど、これからはやはりPCを使いこなして、ブログで近況を知らせて欲しいデス。
今のところ応募者は500人余。当たればいいなぁ。
ドアを開けたらすでに煙の匂い。ホントに近いんだ!
表まで出たら消防車が止まっていて、ホースを持った消防士さんが走って行くところでした。その行き先を見たら、他にも消防車が7台止まっていて消火活動中です。その後もパトカーや救急車、消防署の車が次々やってきます。
白い煙がモクモク出ているその建物は、ある会社の作業小屋。近所の人が既にいっぱい集まってきています。こういう時、知らない同士でも結構話をしたりするんですよね。
20分ぐらいで鎮火しましたが、消防車は結局12台来ていました。すごいなぁ。大火事並み。
部屋に戻った私の身体は燻(いぶ)されたような匂いがしていました。お正月早々の火事騒ぎ。たいしたことなくて良かったです。
それでも多少、反省点はあります。あのホワイトバンドには、ちと踊らされました。が、今年も引き続き「自分でできる範囲のチャリティ」は続けていきます。
そのひとつとして『クリック募金』を1日1度クリックすることを目標にします。これはクリックすると、スポンサー企業がクリックした人に代わって募金をしてくれるというものです。だからPCを持っている人なら誰でもできます。
1クリック1円、1月1日現在では8つの企業が参加していますので8円の寄付ができます。
盲導犬のためにクリック、子供たちの教育のためにクリック、骨髄移植のためにクリック。どうか、あなたの応援したい項目にクリックを。
◆クリックで救える命がある →
(文中の『クリック募金』からも行けます)
あけましておめでとうございます。
お正月のテレビってどこも似たような番組ばかりですね。昼間はチビチビ飲りながら、本を読んだり、(活字を追っていると眠くなるので)昼寝をしたりしていましたが、夜はNHKでウィーンフィルのニューイヤーコンサートを放送していたので、今まで観たことなかったけどチャンネルを合わせてみました。
ゲストにヴァイオリニストの川井郁子さんが出ている!
この方、女性の私が見ても色っぽいなぁと思う女性です。最近、東京医科歯科大の高柳教授と結婚。川井さんの方からプロポーズしたというからアッパレです。ますます好きになりました。
番組では黄色の着物に黒っぽい帯を締めていて、髪はまとめてアップにしていました。黄色の着物って、なかなか着こなせないと思うけど、とても彼女に似合っていて素敵でした。
去年発売になった新アルバム「嵐が丘」をCDショップで全曲試聴してみたのですが、素晴らしい!欲しいです。
今年はこの人の追っかけをしてみようか。CDとコンサートに限るけど。
◆川井郁子オフィシャル・サイト→ http://www.ikukokawai.com/