今日の女王サマ

映画、本、音楽、お出かけ、思ったことなどズラズラ書き連ねています。

アメリカ、家族のいる風景

2006年03月17日 | 映画&本&音楽&TV

金曜の午後はシネスイッチで映画。

『アメリカ、家族のいる風景』(原題 Don't Come Knocking)は思ったほどのめり込む映画ではありませんでした。
 主人公のハワード(サム・シェパード)は落ち目の俳優。突然、撮影中のロケ地から馬に乗って逃亡します。故郷へ戻り30年ぶりに母の顔を見る。(男って結局、最後はお母さんなのかしら)

母親から「ずっと昔、妊娠した女性から、あなたの行方を知らないかという電話があった」と言われ、ハワードは心当たりのあるモンタナへ向かいます。もしかしたら自分の子供がそこにいるのか、いや突然、子供がいると聞かされたけど、本当はその女性ドリーンに逢いたくて行くのか。

ドリーンは昔働いていた同じ店でまだウェイトレスをしていました。店内にはハワードのポスターが張られています。ドリーンには息子アールがいて、やはりハワードの子であるという。

ドリーンの働く店に、壷を抱いた奇妙な女の客がいて、ハワードを追いかけ始める。スカイというその女の子も別の女性との間にできたハワードの娘で、壷の中身は亡くなった彼女の母の灰でした。

息子は猛烈に反発、娘はひたすら父を求める。

ハワードは失ったものを取り返そうとドリーンに結婚を申し込むのですが、彼の弱さ、いい加減さを知っている彼女はただ去って行くのです。
(左・スカイ 右:ドリーン)
撮影に連れ戻されることになったハワードは「ジイさんの車だ」と言って、キーをアールに投げて寄こします。

この“家族”の今後はどうなるんでしょう。スカイ、アール、アールのガールフレンドの3人が、オジイちゃんの車で仲良くドライブするラストは、新しい絆を素直に喜んでいるような、そんな気がしたんですけど。

酒と女に溺れた若い日々。ふと立ち止まり、振り返ったとき、そこに何の意味もないと気付いてしまった時の耐え難い孤独。しかし、息子がいた。娘もいた。失われたものと新たに生まれる愛を描いた映画です。

ドリーンを演じたジェシカ・ラングは、私生活上でもサム・シェパードの長年のパートナーです。サム・シェパードは『ライト・スタッフ』という映画で、音速に挑戦し人類初の有人超音速飛行に成功した、空軍パイロット、チャック・イェーガー役が初見(サムの本職は劇作家)。背が高くてハンサムだったけど、『アメリカ、家族のいる風景』ではシワシワになっていた。
←若い頃のサム・シェパード


美容院

2006年03月16日 | オフ
また美容院を変えました。だいぶ長いことジプシー状態です。

今までは会社の帰りに銀座6丁目にある某店に行っていましたが、あまり上手じゃないのと、ちょっと遠い(あ~年とったなぁ。6丁目で弱音かい)ので、いいお店があったら変えようとは思っていました。
3月はキャンペーンなしということらしいので、思い切って違うお店に挑戦。

三井アーバンホテル近く、並木通りにあるお店を見つけ、午後1時半の予約を入れました。
地図を見るとビルの2階と書いてあります。しかし、ビルの前に立って入り口を見ると地階への階段しかありません。仕方なく降りて行くと店の名前と矢印が書いてあるプレートを見つけました。「あ、ここからエレベーターで行くのか」と合点がいきエレベーターに乗り込み2階へ。

2階で降りました。
看板はありません。ん?扉が開いてる部屋がある。近づいてみるとなんとなく美容師さんらしい人がたくさんいます。
「1時半に予約した汐留女王ですが」と言うと、「あ、こちらは裏口です」と言われました。赤面~!(いや、実際は赤面なんてしませんよ。面の皮は厚いです)

正面に回りますって言ったんだけど、せっかくだからこちらからどうぞと入れてもらいました。狭くてゴチャゴチャした控え室を通って受付へ行った客は私ぐらいだろうな。伝説の客と呼ばれたりして。
ハハハ・・・。

県庁の星

2006年03月15日 | 映画&本&音楽&TV

次は邦画『県庁の星』。昨年末、図書館に原作本をリクエストしたけど、まだ順番が回ってきていません。映画の方を先に観ちゃいました。

 県庁のエリート青年、野村聡クンは県政の目玉である、民間企業との人事交流研修のメンバー7人のうちの1人に選ばれます。

研修先は今にもつぶれそうな三流スーパー満天堂。教育係の二宮あきは自分より年下のパート店員。とりあえず半年の研修期間をやり抜こうと気持ちを新たに頑張るのですが、役人のスキルがまったく通用しない。野村が「マニュアルはないのか」と聞くと、二宮から「そんなものなくても回っていきますから。民間は!」と言われグゥの音も出ません。

野村は、細かい点をいちいち指摘(「手を洗て」の標語の横に小さい「つ」を書き入れたり)したり、高級弁当の企画をブチ上げ、さっぱり売れなかったりとスーパーの中では浮きまくりです。

時々は県庁にも顔を出すのですが、展望室のエスプレッソは贅沢に飲み放題。マシンの横に「県民の税金によってまかなわれております」と書かれているのに誰もそんなこと気にかけない。
そんな展望室で、研修に出された7人のうち6人が呼び戻されることを聞き愕然とします。研修から戻ったら「特別養護老人ホーム」建設プロジェクトに関われるはずが、自分だけ外されていることを知るのです。婚約者である社長令嬢にもフラれ、失意のどん底に。

同じ頃、満天堂はGメンの査察を受け、改善されないときは“閉店”の最後通告を受けます。
二宮は反発し合っていた野村に助けを求めます。口惜しいけど野村の打ち出した改善策が全部正しいとわかったからです。目的をなくしていた野村にもこれが立ち直るきっかけになりました。

研修期間が明け、県庁に戻った野村は自ら生活福祉課への異動を希望し、県民の側に立った改善策を打ち出すのです。そして二宮と野村の関係は・・・。

たとえパートでも10年近く働いていれば職場の隅々まで知っている。職場に足を踏み入れるときの「いらっしゃいませ」は、剣道や柔道をやる人が道場に入るとき一礼するのと同じ。ウラ店長とも呼ばれる二宮が頼もしいです。

織田裕二のエリート県庁職員はハマリ役でした。ネクタイがどれも素敵だったんですけど、映画のエンドロールに「田屋」を見つけました。銀座三越横の田屋でしょう。ここは個性的なネクタイが多いんですけど、映画ではエリートらしくカチッとしたものが多かったですね。

製作に亀山千広の名前がありました。この人の名前を見ると「面白そうな作品だな」と思ってしまいます。

◎公式サイト ⇒ 『県庁の星』


『SYRIANA - シリアナ』

2006年03月15日 | 映画&本&音楽&TV

今日は2本観ました。 まず1本目の『シリアナ』からです。

 石油採油権をめぐる陰謀を描いた非常に複雑な映画。私に理解できるかどうか不安を抱きながら観ました。

映画化のきっかけとなったのは、元CIA工作員ロバート・ベアの「CIAは何をしていた?」というノンフィクションだそうで、ロバートという名前から『シリアナ』の主役の1人(アカデミー賞では助演男優賞・ジョージ・クルーニー=上の写真一番手前)、ボブは作者自身のことかと思ってしまいました。しかし映画の中のボブは爆発に巻き込まれて死んでしまうから違うんでしょうね。

(1)話の中心にあるのは中東の某国。第一王子と第二王子は父から王位を譲られる日は近いと感じています。第一王子は新しい考えを持っていて、自国でパイプラインを作り、中国へ石油を売りたい。第二王子は目障りな兄に取って代わって自分が王になり、ちやほやしてくれるアメリカに石油を売りたい。
  ↓
◆アメリカは第一王子が目障り → CIAは第一王子の暗殺をボブに命令 → 失敗してボブは失脚(CIAはボブを切り捨て)

(2)第一王子は中国に目が向いているので、それまでの契約会社である米国のコネックス社との契約を突然打ち切ります。最初に首を切られるのは下級労働者たち。その中にパキスタンから出稼ぎに来ているワシーム父子がいました。
  ↓
◆ワシームは言葉が分からないため次の職につけない → 失望と疎外感から原理主義グループに加わる

(3)一方、契約を突然打ち切られたコネックス社は新たな利権を求め、キリーン社という新興石油会社との合併に乗り出します。コネックス社の弁護士は合併が有利に働くように、キリーン社の過去に不正がないか調べ始めます。
  ↓
◆司法省がからんでくるのですが、このエピソードの結末だけは今もってよくわかりません。

(4)エネルギーアナリストのブライアンは、自分の会社と父王とのコンサルタント契約を結びたい。王の別荘で催すパーティに、妻と2人の息子と共に招待されるが、プールで息子が溺死するという事故が起きる。第一王子は責任を感じ、ブライアン個人を自分のコンサルタントに取り立て、もう1人の幼い息子には1億ドルを出そうと提案する。ブライアンは条件を飲み、仕事に打ち込むが妻との間には溝が深まる。
  ↓
◆失脚したボブはCIAの裏をかこうと移動中の第一王子に危険を知らせようとする → CIAの発射したミサイルによって王子の家族ともども爆死。コンサルタントのブライアンは妻のもとへ戻ります。

原理主義の集団にいたワシームは自爆テロへの道を進みます。最後に父のもとを訪れ、バス代を貸してもらい、何も言わず父親を抱きしめる。かの国の若者はこうして死んで行くのですね。
酒を飲まず、厳格な風紀規制を守り、姦通を行わず、「純粋な心で死に、あの世で本当の命を得る。来世こそが真実だ」の言葉を残し。信仰というのは、それを信じる人にとっては最強なのですね。

ほかの米国の強欲は私にとってはどうでもよい。富を独占する王族と、ものすごく貧しい人々。自爆テロを美しいとは言わない。何も知らず、これが最良と思って死んで行く若者が哀れです。

◎公式サイト ⇒ 『シリアナ』 


荒野の庭

2006年03月14日 | 映画&本&音楽&TV

 バレンタインのチョコのお返しに本をいただきました。
私は花が好きです。あ、でも花に詳しいわけではありません。

『荒野の庭』の帯にはこう書いてあります。

たった一人で庭を作り、花と向き合う小説家、丸山健二。
この世こそが地獄であっても、花は咲き誇り、潔く散る。
世界が不毛の荒野であっても、丸山は庭を作り、小説を書く。

そうか~、この本にある花の庭は丸山氏が1人で作っているのか・・・。孤独を感じないのだろうか。花は彼に語りかけたりするのだろうか。

本の中にある、冬の、雪の中の花も美しいが、雨上がりの夏と思しき庭の花もたいそう美しい。

全てのページではないけど、言葉が書いてあります。長かったり短かったり、それを開いた時の気分で文章の意味も違ったものに感じます。その時々でうなずいたり、違うと首を横に振ってみたり。時に難解であったりするのに、別の時はスルスルと入ってきたりします。

でも、だいたいは花の写真を見たりするだけで満足です。


お題「gooブログへのメッセージ」

2006年03月11日 | twitter連携企画
gooがブログを始めて今月で2年なんですって。3億3千万PV/月とはスゴイ!

私は4月でまる1年。時々書く気力を失うこともあるけど、なんとか続けてこられました。

gooブログはまったくの初心者にも使いやすいです。テンプレートの追加をもっと頻繁にやってくれたら言うことないよ。

アン・リー

2006年03月10日 | 映画&本&音楽&TV
今年、『ブロークバック・マウンテン』でアカデミー賞の監督賞を取った人です。

私が最初に彼の作品を知ったのは、NHK教育テレビで(だいぶ前に)放送された『ウエディング・バンケット』という映画です。アン・リーという名前から、最初は女性かと思っていました。漢字で書くと李安です。

『ウエディング・バンケット』はアジア系青年と、その恋人である白人青年アジア系女性がからむ三角関係の話ですが、これがもう~ホントに面白かった。

ニューヨークに住み、そこそこ成功しているアジア系青年のもとに台湾から両親が会いにやってくる。結婚しない息子にお見合い相手を紹介しようとやってくるのですが、青年はゲイで、両親の紹介する相手とは結婚できないんです。で、アパートの一室を貸しているアジア系女性に、グリーンカードを条件に偽装結婚を申し出ます。
その偽装結婚で間違って妊娠してしまった女性は、自分ひとりで育てることを決意するけど、結局は3人で暮らすことになるというお話。

ゲイの2人がいいムードになったとき、出かけていた両親が帰ってきて、アタフタとズボンをはく場面、料理がからっきしダメな女性が、両親に手料理を振舞わなくてはならなくなり、ゲイの2人がバレないようにサポートする場面、家族でにこやかにアルバムをめくっていたら、仲良く写ったゲイの2人の写真があり、全員が一瞬沈黙する場面など、気の毒やらおかしいやらで10年ほど経った今でも強く印象に残っています。

全てを知った父親は、ゲイの恋人のことも受け入れて台湾へ帰っていきます。この家族愛にはついホロリ。観たあと清々しくなる映画でした。

その他の作品、『アイス・ストーム』ではアメリカ人家庭の崩壊を、『楽園をください』(タイトルいいですよね)では南北戦争をはさんだ青春群像を描いています。

『グリーンデスティニー』以降は観る機会がなかったので、『ブロークバック・マウンテン』は久々のリー作品です(またゲイの映画ですねぇ)。
現在は渋谷シネマライズの単館上映、18日から全国拡大公開です。『ジャーヘッド』のジェイク・ギレンホールにまた会えちゃうなぁ。

◆『ブロークバック・マウンテン』公式サイト→ http://www.wisepolicy.com/brokebackmountain/

SHOP99

2006年03月09日 | Weblog

2月18日にウチのごく近所にSHOP99ができました。もと信用金庫があったところが空いて、そのあとにアッという間にできちゃいました。店内にあるもののほとんどが99円で売られています。

野菜、果物、お菓子、飲み物、肉、魚、惣菜、お米・・・えっ!お米?と思ったらお米は990円でした。

24時間営業です。明け方、ゴミを出そうとマンションの外へ出ると、お店の前がポオッと明るくて、こんな時間なのにあそこで人が働いている、と安心したようなあったかい気持ちになります。反対側はラーメン店「くるまや」、ここも24時間営業です。

24時間営業の店なんて今時珍しくもないだろうと思われるでしょうが、私の住んでいる足立区のはずれは夜ともなればとても寂しい。暗いんです。

SHOP99で夜中に買い物することはないし、くるまやでラーメンを食べることもないけど、街が明るいのは好き。働いている人は昼夜逆転で身体に悪いんだろうけど。


ジャーヘッド

2006年03月08日 | 映画&本&音楽&TV

 ジャーヘッド=高く刈り上げた海兵隊員の髪型が、お湯を入れるジャーの形に似ていることから、海兵隊員の呼び名となった。

アンソニー・スオフォードの『ジャーヘッド/アメリカ海兵隊員の告白』の映画化です。

1988年に18歳で海兵隊に入隊したスオフォードは2年後の夏、湾岸戦争で戦うため、サウジアラビアの砂漠に送り込まれます。狙撃兵として訓練を受け、非常に優秀な成績だったのですが、当面の任務は盟友サウジ王国の油田警備でした。

砂漠に到着した当初は兵士もたったの5000人。175日目には57万5000人に膨れ上がりますが、一向に戦争が始まる気配なし。ただただひたすら待機の日々です。
やっと国境に進撃し、敵の将校を撃とうとした寸前、味方の空爆に手柄を横取りされ・・・。4日と4時間と1分で戦争は終わってしまいました。
「いつになったら人を殺せるんだ?」と仲間同士で話し合う狂気も、観客としての私たちはブラックユーモアと感じてしまいます。

兵士の訓練というのはキビシイものですが海兵隊は特に荒っぽい。会話もイケナイ4文字熟語の連発です。頭悪いんじゃないかと思うほどの単純さ。気温45度もある砂漠でガスマスクをしてのフットボール。あの人たち、やっぱり私たちとは身体の造りが違うんだわ~と今更ながら思ってしまいました。

主役はジェイク・ギレンホール。濃い顔立ちの青年です。お姉ちゃんのマギー・ギレンホールも女優さん。
 そのほか、◆ピーター・サースガード  (『ニュースの天才』で捏造を暴く編集長の役が良かった)。

◆ルーカス・ブラック(10年ほど前テレビ東京の『アメリカン・ゴシック』では子役で出ていた)


◆オスカー俳優、クリス・クーパー(『アダプテーション』)
◆もう1人オスカー俳優のジェイミー・フォックス(『Ray/レイ』)とシブイ配役になっています。

予告編で流れた音楽は最初がBobby McFerrin(ボビー・マクフェリン)の「Don't Worry, Be Happy」でお気楽な感じ(『カクテル』にも使われています)。それが徐々に深刻な曲に変わっていくのですが、そのタイトルは何だろうと思っていました。で、わかったのが、Kanye West(カニエ・ウエスト)の「Jesus Walks」という曲。世紀末な感じがこの映画にピッタリです。

他のブログを見ると「面白くなかった」とか「オススメしない」というのが多かったけど、私は楽しめました。
オススメしたいけど3月10日までです。


アカデミー賞

2006年03月06日 | 映画&本&音楽&TV

第78回アカデミー賞が発表されました。私の予想では作品賞が『ブロークバック・マウンテン』だったけど、やっぱりテーマの同性愛が嫌われたか、監督賞、脚色、作曲の3部門に止まりました。

『ミュンヘン』はかすりもしなかったけど『クラッシュ』が作品賞とはちょっと意外でした。
同性愛、政治問題を消去法で避けたあと、残ったのが人種問題って感じですか?

主演男優賞を取ったフィリップ・シーモア・ホフマン は『カポーティ』を観てないから何とも言えないけど、ハンサムでもない小デブ(大デブかな)の俳優さんです。『セント・オブ・ウーマン~夢の香り』で卑怯な悪たれガキを演じて印象に残りましたが、その後も何度かスクリーンでお目にかかりました。

竜巻を追いかける『ツイスター』、ゲイを演じた『フローレス』、看護師『マグノリア』、殺される新聞記者『レッド・ドラゴン』、音楽雑誌ライター『あの頃ペニーレインと』等々。もっと出演作は観ているんですが、だいぶ前なので印象に残ってない(笑)。もう一度観なおせば「あ、こんなところに・・・」って分かるのかもしれません。
 

今回のオスカーで助演男優賞(『シリアナ』)を取ったジョージ・クルーニーは、テレビ俳優での下積みが長く、最近やっと映画俳優としての顔になってきました。
苦労人らしく、面倒見のいいアニキ的な人だそうで、今回もこんなことを言っていました。

「受賞はもちろん嬉しいけど、ここにいられることを楽しんでいるよ」

クルーニーの作品は、現在公開中で助演男優賞を取った『シリアナ』のほか、マッカーシー批判を描いた『グッドナイト&グッドラック』が控えています。ホフマンの『カポーティ』とともに観るのが楽しみな作品です。

ううむ、前にもこのブログで書いたけど、今年は社会派が多いなぁ。