朝一のauニュースのサイトに
以下、橋本聖子氏のコメントが上がっていました。
「私はオリンピックの神様が池江璃花子の体を使って、オリンピック、パラリンピックというものをもっと大きな視点で考えなさい、と言ってきたのかなというふうに思いました。あらゆる問題が去年から頻繁に、スポーツ界には起きました。池江選手が素晴らしい発信をしてくれたことによって、スポーツ界全体がそんなことで悩んでいるべきではない、ガバナンス、コンプライアンスで悩んでいる場合じゃない、もっと前向きにしっかりやりなさい、ということの発信を、池江選手を使って、私たちに叱咤(しった)激励をしてくれているとさえ思いました」などと話した。
という内容でずが....
日本のスポーツ界は
世界からしてみると、遅れをとっていると感じます。
ロシアにしろ中国にしろ、
国がプロジェクトの一つとしてスポーツを支援しています。
小さい頃から能力あるアスリートは、
国が囲い込み、有能なコーチをつけて、
私生活にいたるまで管理をしています。
我が家の子ども達2人は競泳選手。
騒がれるようなルベルの選手ではありませんが、
息子に至っては、
10歳のころにはジュニアオリンピックに個人で出場し、
クラブの仲間とリレーを泳ぎ、
全国優勝をした経験があります。
その頃所属したクラブチームは、
毎回のようにオリンピック選手を送り出し、
超気持ちいい〜、なんも言えね〜
で有名なあの選手のチーム。
そのチームは、
8歳以下で、ある程度期待されるタイムレベルを
持っている子ども達を集め、
特別クラスわ編成し、
一時的に強化練習を行なっていました、
その強化練習が始まる直前に保護者が集められ、
日常の食事のことや、毎日のストレッチ、
親、子、それぞれの心構えなどを話されました。
8歳以下ですから、勿論家での保護者のフォローは必要ですが、
結局そのフォローは、
10歳になっても、
高学年になっても、
中学、高校になっても必要で、
コーチ達は選手がプールとトレーニングルームに
いる時だけ指導をし、
その域を越えてからは親の仕事、
となってしまいます。
全国レベルの選手を見ると、
ほとんどの選手が親からの手厚いフォロー、管理がなされてます。
親がコーチか?と思うほど。
レースごとにビデオ撮影し、泳ぎをチェック。
毎回のタイムを分厚いファイルに保存し
持ち歩く母親、父親.....
体調管理、体重管理も欠かせませんし、
定期的に整体に通わせ、
やれプロテインだ、アミノ酸だ、
高速水着だと、
お金の使い方も手厚い。
結局のところ、親がそこまでできる環境と、
資金力がないと、
子ども達に能力があっても、
埋もれていっていまう現実もあるわけです。
競泳だけに限らず、
フィギュアスケート、卓球、スノーボート、テニス...
トップアスリートの後ろには、親御さん方の存在が大きい。
そこを、どうにか国が引き受けてくれるような
体制ができるといいなー。
池江選手の今回の件を教訓に、
小、中、高校生からの定期的な健康診断の必要性も
感じます。
神様に教えられた橋本さん、
見直す問題は山ほどありますよー。