普段、なにげなく通っている歩道に黄色いタイルがあるのですが、
このタイルの意味ご存じでしたか?
「点字ブロック」と言って視覚障害者の方がより安全に歩けるように考案されたものです。
「点字ブロック」には、2種類あって線の形をした「線状ブロック」、
点が集まった「点状ブロック」の2つがあります。
視覚障害者の方が歩く上でおおきな意味をもっています。
「点字ブロック」は、日本で考案され、全国どこでも同じブロックが使われています。
「線状ブロック」は、移動の方向を示します。
それに従うことで、容易に視覚障害者が移動できます。
見えない状態でまっすぐ歩くのは難しく、壁や障害物にあたってしまうこともあります。
そんな時に、進む方向をまっすぐ示すためのブロックです。
線の数は4本と決められています。
「点状ブロック」は、注意を示します。
「線状ブロック」の両端(横断歩道の手前・階段の手前・案内板の手前)や、
交差する部分に設置されています。
交差する場所、いったん停止して段差や扉を知らせるために設置します。
点の数は縦5個、横5個の合計25個と決められています。
目の不自由な方が、歩行するためにとても大切な情報源です。
その上に自転車、車等の障害物があると視覚障害者の方の情報が閉ざされてしまい
事故の要因にもなってしまいますので、ブロックの上には物を置かないようにしましょうね。
子供達が、自主学習のテーマを見つけたおかげで、私も思わず勉強してしまいました。