すでに、ニュースでご覧になった方もいらっしゃるかもしれませんが、
佐渡の里山-朱鷺との共生を目指した生きものを育む農法や、
水田景観と能・歌舞伎・鬼太鼓といった貴重な文化遺産も含めた農業システムが、
FAO(国連食糧農業機関)が認定するGIAHS(世界農業遺産)に申請されました。
そしてその申請の結果、世界に認められて登録となることになりました。
日本で初めて(今回同時に申請している能登と一緒に)となります。
里山-水田農業の多面的な価値が世界に認められたということですね。
佐渡は、国の特別天然記念物である朱鷺を守るため農薬を減らした稲作を進める等、
自然と人間が共生する取り組みが評価され、
能登半島は、「能登の里山里海」と呼ばれる美しい棚田の風景や
一年の豊作を神に感謝する伝統行事「あえのこと」が、
農家の間で今も息づいていることなどが評価されました。
これを機に生物多様性が守られ、文化的な景観にあふれた島の農業を、
今まで以上に、確固たるものにしていきたいですね。
まるで、自分でやってるように言っちゃてますが、こういうのを後世に引き継いで欲しいです。
佐渡のお米を取り扱う者としても非常にうれしい事です。
23年産は、大注目です!