Eos5D写真三昧 格安の海外旅行記と国内旅行のすすめ

海外旅行の情報を旅行記として綴った記録。EOS5Dとiphoneで撮った写真をあげております。

今回の旅行の集大成ともいえる一日 (十日目:8月31日)

2008年10月05日 05時42分43秒 | クロアチア旅行記2008年8月
この日の空は抜けるような快晴。全旅程の中で一番空がキレイな日であった。この日の予定は、またもや移動である。目指す目的地は、クロアチアのプリトヴィッツェ湖群国立公園である。そこは、旅行の二日目で訪れた場所だが、撮影的に思い残しがあったのと、やはり水と滝の風景が頭に残っていて、せめてゆっくり朝から夜まで一日かけて国立公園を観たいと思ったのである。
さて、今日の一日の始まりは朝のスヴェティ・ステファンである。我々はこの旅行の当初から中頃にかけて、アドリア海沿岸を北から南に時間をかけて下ってきたが、今日はそれの逆コースである南から北へ一気にあがるのである。これまで見てきたコトル、ドブロブニク、アドリア海沿岸をもう一度通過する。すでにブログで公開した写真と同じ構図のものが以下に出てくることになるが、この日の景色は非常によく、取り直した写真の方が良く仕上がっている。
 そして、これまで数日間かけて走ってきた道を、一日で逆再生するかのように一気に遡るのは、ノスタルジーが喚起されて、私の中では非常に印象深い想いとなったのである。



ここはコトルの南側。我々は北上しているので、景色は以前の南下していた時とは違い、反対側からみた風景となっている。空と海が青い。ギリシャでエーゲ海の一部を見たが、個人的にはアドリア海の方が遥かに美しく感じた。



コトル湾の一番狭くなっている箇所を撮影する。山の緑が湾の水に反射して面白い。



絵の具でも流したかのように、嘘くさい青さの水だが、本当にこんな色をしている。



以前、公開した構図とまったく一緒の場所で撮った写真。この日の空は驚くほどクリアーであった。



この日になってコトルの本当の美しさに気付くのだった。



どこにカメラを向けても、絵になってしまうのがコトルの凄いところである。



コトルを通過し、モンテネグロ国境を越えてドブロブニクへ。写真はドブロブニク手前の風景。モーターボートの航跡が海にいつまでも残っている。波はほとんどなく、非常に穏やかである。



青い、ひたすら青い。



ドブロブニクの町。



この青さはいったい何なのだろうか?



対岸の小山に城壁が見える。あれは以前カキを食べたStonの町である。ここの海は浅瀬なので、海は青ではなく、バスクリンのような水色になっている。



飛び地からボスニア・ヘルツェゴビナ国境のネウムを越える。写真はその付近のものである。パノラマ写真として編集してあります。



国境の町ネウムを越えて、アドリア海沿岸をひたすら北上する。沿岸部は写真のようにアドリア海を上から見下ろすような場所も多い。



幹線道路上にある何気ない風景でも、絵になってしまう。



海岸線にはほとんど砂浜もなく、山が海に浮いているな地形が続く。だが浜辺はエメラルドグリーンに染まる。不思議。



水の透明度は異常。船が飛んでいるようにすら見える。

この後、アドリア海沿岸から内陸部に入って行き、いよいよプリトヴィッツェ湖群国立公園向かう。プリトヴィッツェ国立公園内にあるホテルに到着したのは、午後5時をまわっていた。この日の移動はこれで終わり。まさに今回の旅行の集大成ともいえる一日であった。