映画『オーロラの彼方へ』のDVDを見る。
タイトルだけ見ると、まるで北極辺りへの冒険もののようだ。
因みに原題は「FREQUENCY(周波数)」。全然違う。
舞台はアメリカ。
30年ぶりにオーロラが強く輝く夜、
主人公は無線機を通じて30年前の世界と交信する。
その相手は、自分が子供の頃に亡くなった父親だった。
と、ここまでなら、例えば『いま、会いにゆきます』みたいなハートフルストーリー。
しかし『オーロラ~』は違った。
何と息子、次から次に父親(を含む自分の家族)をピンチから救い、
終いには完全無欠、問答無用のハッピーエンドを叩き出す。
それは例えるなら、『バブルへGo!』辺りのイメージに私は近かった。
いやいやまさか、主人公のほぼ全人生、30年分をほとんど修正してしまうなんて。
ノリと勢いに引き込まれて、クライマックスで歓声上げちゃった自分が悔しい……けど、
だからこそ敢えて言う、楽しかった!
二人をつなぐキーワードが野球というのもまた、いわゆるアメリカンのノリを象徴してて良いですね。
それでは。また次回。