去年★も参加して あまりにも楽しくて ハマってしまったので
今年も参加して来ました! 発掘調査体験!
場所は大安寺の旧境内、南大門の南東
幻の六条大路が実在した事を証明しよう!という目的の調査です
事前に講習を受けた人(申し込みは終了しています)が、希望の数回 参加可能です。
私の参加初日は、現場の水が引かず 発掘作業が出来ませんでした 残念~
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/83/23b46acf15a3d6292c9c1afa9781e34c.jpg)
前日の台風で大雨が降ったのに加え、その日は周りの田んぼの水抜きが一斉に行われた様で・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/52/6b58322bd7755fd24517f8d7494c5e46.jpg)
そらは台風一過で 秋晴れの気持ち良い天気だったのに・・・
残念だったけど、かわりに少しだけ遺跡探索ツアーの説明を受けました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/85/0e0845b18dec0fe4b82d359c3b787db0.jpg)
大安寺の収蔵庫の仏像の拝観
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/6f/b6e586472c07e42983a5b0742410acdc.jpg)
東塔跡と西塔跡の説明など
そして 日を改めて 2回目の参加日
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/e3/db0c34e0bef5dec0e6f23a829f6d2c4f.jpg)
表土(近現代以降の造成土の層)と その下の耕作土
遺物包含層(土器や瓦などを含んだ層)の違いが良くわかる
奈良時代の人が歩いていた もともとあった地面(地山)
考古学の世界では平安後期や江戸時代の事は「比較的 新しい」と表現する
「考古学あるある」です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/ad/82864289ffd7a2384f50d095b58c311d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/2c/1d4481e5e75f4d77c56252e77d95df1b.jpg)
包含層からは主に瓦が多く出てきます
これはこの場所の近くに寺院があった事の証し
奈良時代に 大量の瓦が使われているのは寺だけだったそうです
長屋王の屋敷でも檜皮葺きだったろうと言う事です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/62/9054911b2245918473ebbd1a8e421f26.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/93/4afe46baba9c0f66b939732e3289fa0b.jpg)
10月の終わりか11月初めに 現地説明会があると思いますが
それまでは何が出てきたとか、六条大路はどうなのか?等
素人が うかつにしゃべってはいけないと思うので、残りの画像のアップは後日にします
あと2回 参加予定です
発掘調査体験は事前申し込みが必要で、今回の応募は終了していますが
「大安寺遺跡探訪ツアー」は、申込み不要で
10月の開催日は 平成29年10月2日(月)~6日(金)午前9:30~12:00
当日の9時半~9時50分に、大安寺南大門前で受付
発掘現場の見学と説明もコースに含まれてますよ
奈良市ニュース★(YouTube 動画)
11/16 追記
現地説明会が開かれます★
平成29年11月18日(土)10~15時、史跡大安寺旧境内で発掘調査の現地説明会を実施。
六条大路の可能性が高い遺構の検出は長年の論争を解決するか?!
また、文献には記載のない塔院における平安時代の建物や井戸を発見! ・・・という内容