2D・字幕で見てきました。
強盗の罪で逮捕されて出所したスコット・ラング。
犯罪歴のせいで仕事はクビに、
養育費を払っていないため、愛する娘に自由に会うこともできず。
そんな彼にかつての仲間から飛び込んできたのは、
「大金持ちの隠居老人が家を離れて留守にしているらしい」という情報。
葛藤の末忍び込み、知恵と技術を駆使して開けた金庫の中にあったのは・・・
古ぼけた変なヘルメットつきのライダースーツでした。
このスーツとの出会いが、彼の人生のセカンド・チャンスへと繋がっていくのです・・・
地球の存亡を賭けた戦いとなった「アベンジャーズ:エイジ・オブ・ウルトロン」。
その裏~ラストシーン後の時系列で進んでいくこの物語は
スコット・ラングとハンク・ピムという二人の「娘を持つ父親」の物語であり
小規模ながらも世界を変える可能性のある危機に立ち向かう物語でもあります。
科学知識や機転の利く発想力、高い身体能力を持ちながらも
状況が苦しくなるとつい犯罪に走ってしまうという心の弱さをもつスコット。
己の発明の危険性や任務の危険性を知りすぎているがゆえに、
娘に対して壁を作ってしまうハンク。
そしてハンク・ピムという高い天才の壁に向き合い続けたがゆえに
進むべき道をたがえてしまったともいえるダレン・クロス。
そんな心の弱さをもった3者の物語、という側面もあったり、
無邪気に父を愛するキャシーと、
母を喪ったときに父に捨てられたという思いを引きずるホープという
娘の対比もまたこの物語の芯の部分ではあります。
しかし。
そんなドラマを展開させつつも、映画はあくまで明るく楽しいアクションコメディ。
アントマンとしての拡大・縮小・そして蟻を活かしたアクションだけでなく、
(虫が苦手な人にはおすすめできない量の蟻が出てきますが、見終わると蟻を踏めなくなります)
泥棒チームとしてのスコットたちのそれぞれの特技を活かした活躍もまた見どころです。
「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」のように「ものすごい映画を見た!」という感じでも
おそらく見る側の意識としては一番近いであろう「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のような
見た後幸福感でにやにやしてしまうような感じでもなく、
ただただ普通に「おもしろい映画だった!」というのが個人的な感想ですね。
アイアンマンシリーズと見た後の感覚は近いのかもしれない・・・
今のところ単体続編は予定されていない今作ですが
(次のMCU作品である「キャプテン・アメリカ:シビル・ウォー」への登場は決定)
最初のエンディング後のあれを含め、もう一度スコットたちの活躍は見たいですね。
そして作品のあちこちに散りばめられたチャールズ&レイ・イームズの
「Powers Of Ten」(英語音声公式配信ですが、絵だけで内容はわかるかと)へのオマージュや
あのキャラやあの人の登場にも楽しませていただきました。
原案となった「アントマン:セカンド・チャンスマン」と合わせ、この秋のおすすめです。
そして意識は年末のスターウォーズに来年のシビルウォー・・・と飛びそうですが
その前に10月の「ファンタスティック・フォー」も見ないとなぁ・・・
強盗の罪で逮捕されて出所したスコット・ラング。
犯罪歴のせいで仕事はクビに、
養育費を払っていないため、愛する娘に自由に会うこともできず。
そんな彼にかつての仲間から飛び込んできたのは、
「大金持ちの隠居老人が家を離れて留守にしているらしい」という情報。
葛藤の末忍び込み、知恵と技術を駆使して開けた金庫の中にあったのは・・・
古ぼけた変なヘルメットつきのライダースーツでした。
このスーツとの出会いが、彼の人生のセカンド・チャンスへと繋がっていくのです・・・
地球の存亡を賭けた戦いとなった「アベンジャーズ:エイジ・オブ・ウルトロン」。
その裏~ラストシーン後の時系列で進んでいくこの物語は
スコット・ラングとハンク・ピムという二人の「娘を持つ父親」の物語であり
小規模ながらも世界を変える可能性のある危機に立ち向かう物語でもあります。
科学知識や機転の利く発想力、高い身体能力を持ちながらも
状況が苦しくなるとつい犯罪に走ってしまうという心の弱さをもつスコット。
己の発明の危険性や任務の危険性を知りすぎているがゆえに、
娘に対して壁を作ってしまうハンク。
そしてハンク・ピムという高い天才の壁に向き合い続けたがゆえに
進むべき道をたがえてしまったともいえるダレン・クロス。
そんな心の弱さをもった3者の物語、という側面もあったり、
無邪気に父を愛するキャシーと、
母を喪ったときに父に捨てられたという思いを引きずるホープという
娘の対比もまたこの物語の芯の部分ではあります。
しかし。
そんなドラマを展開させつつも、映画はあくまで明るく楽しいアクションコメディ。
アントマンとしての拡大・縮小・そして蟻を活かしたアクションだけでなく、
(虫が苦手な人にはおすすめできない量の蟻が出てきますが、見終わると蟻を踏めなくなります)
泥棒チームとしてのスコットたちのそれぞれの特技を活かした活躍もまた見どころです。
「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」のように「ものすごい映画を見た!」という感じでも
おそらく見る側の意識としては一番近いであろう「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のような
見た後幸福感でにやにやしてしまうような感じでもなく、
ただただ普通に「おもしろい映画だった!」というのが個人的な感想ですね。
アイアンマンシリーズと見た後の感覚は近いのかもしれない・・・
今のところ単体続編は予定されていない今作ですが
(次のMCU作品である「キャプテン・アメリカ:シビル・ウォー」への登場は決定)
最初のエンディング後のあれを含め、もう一度スコットたちの活躍は見たいですね。
そして作品のあちこちに散りばめられたチャールズ&レイ・イームズの
「Powers Of Ten」(英語音声公式配信ですが、絵だけで内容はわかるかと)へのオマージュや
あのキャラやあの人の登場にも楽しませていただきました。
原案となった「アントマン:セカンド・チャンスマン」と合わせ、この秋のおすすめです。
そして意識は年末のスターウォーズに来年のシビルウォー・・・と飛びそうですが
その前に10月の「ファンタスティック・フォー」も見ないとなぁ・・・