アメリカのコミックの賞において一番権威ある賞である
アイズナー賞(正式名:The Will Eisner Comic Industry Awards)の
ノミネート作品が発表されておりました。
とりあえずはその中から邦訳が出てたりするものをちょこちょこと拾っていこうかと。
(ここまで去年のコピペw)
Best Short Story
短編ストーリー。
Web漫画「It's going to be okay.」などがノミネート。
Best Single Issue (or One-Shot)
1冊完結のエピソード。
マーベルから「シルバーサーファー」#11がノミネート。
Best Continuing Series
続き物シリーズ単位でのノミネート。
こちらにも「シルバーサーファー」が。
イメージからは「Invincible」「Southern Bastards」がノミネート。
Best Limited Series
数話完結のミニシリーズ作品。
マーク・ミラーの「Chrononauts」がノミネートされてます。
Best New Series
この1年で新しく始まったシリーズ。
「Monstress」「The Unbeatable Squirrel Girl」がノミネート。
Best Publication for Early Readers (up to age 7)
7歳までの幼児向け。日本で言えば幼児誌範囲かな。
Best Publication for Kids (ages 8-12)
少年向け。日本で言えばコロコロの範囲かな?
Best Publication for Teens (ages 13-17)
10代向け作品。日本だと少年誌範囲になるのかな。
いわゆる「ヒーローもの」とは外れた範囲の作品が多い印象
(ヒーローものの読者層はここより上の範囲を想定?)
人種差別問題を扱ったドキュメンタリー「March」がノミネート。
Best Humor Publication
ギャグ要素が強い作品の賞。
Best Digital/Web Comic
昨年はWebコミック部門でしたが、今年は電子書籍という印象に。
comiXologyやDC Digitalのタイトルがノミネート。
Best Anthology
アンソロジー形式のコミック。
「マウスガード」新刊に「ピーナッツ」トリビュートが。
Best Reality-Based Work
実話をベースにしたコミック。
邦訳も出ている「ヒップホップ家系図」や
こちらにも「March」がノミネート。
Best Graphic Album―New
Best Graphic Album―Reprint
ハードカバー本の賞(新刊・復刊)
Best Adaptation from Another Medium
別メディアからのコミック化作品。
小説やテレビ番組のコミック化を扱う部門です。
小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)「怪談」のコミック化作品も。
Best Archival Collection/Project―Strips
新聞漫画復刻版。
第2次大戦時の新聞漫画を集めた「Cartoons for Victory」がノミネート。
Best Archival Collection/Project―Comic Books
こちらはコミックブックの復刻版。
フランク・ミラーのSF時代劇「ローニン」復刻版がノミネート。
Best U.S. Edition of International Material
海外コミックのアメリカ版からの賞。今年はなじみのあるタイトルはなし。
Best U.S. Edition of International Material―Asia
アジア圏のコミックのアメリカ版からの賞。今年もオール日本漫画です。
昨年に続いて「コミック昭和史」「マスターキートン」が入っていますが、
他が「暗殺教室」「聲の形」「乙嫁語り」「Sunny」といった
「このマンガがすごい」か!って感じのノミネートに。
ここからはコミックタイトルでなくアーティストやスタッフの賞。
Best Writer
原作者。
ジェイソン・アーロンにエド・ブルベイカーに加えて
マージョリー・ルーが「Monstress」でノミネート。
「Ms.マーベル」のG.ウィロー・ウィルソンも。
Best Writer/Artist
原作者兼アーティスト。日本での一般的な「漫画家」のイメージがここかな。
「ヒップホップ家系図」のエド・ピスカーがノミネート。
Best Penciller/Inker or Penciller/Inker Team
絵を描く人。下書き/インク入れが分業の場合も多いです。
マイク・オールレッドが「シルバーサーファー」、
エリカ・ヘンダーソンが「スクイレルガール」でノミネート。
Best Painter/Multimedia Artist
内部のアート担当。デジタル効果なども含むのかな。
Best Cover Artist
アメコミおなじみ表紙詐欺、ということで表紙アーティストの賞。
「ホークアイ」のデイビッド・アジャ、「ハーレイ・クイン」のアマンダ・コナーに、
「ヒップホップ家系図」のエド・ピスカーがここでもノミネート。
Best Coloring
彩色担当。彩色技術の違いはコミックの印象を大きく変えます。
「ヘルボーイ」のカラーを生み出したデイブ・スチュワートは今年もノミネート。
(邦訳決定の「キャプテン・アメリカ:ホワイト」も彼ですね)
Best Lettering
コミックの書き文字担当。
Best Comics-Related Periodical/Journalism
雑誌、サイトなどコミックにまつわるジャーナリズムに贈られる賞。
Best Comics-Related Book
コミック評論本に贈られる賞。
今年はハーベイ・カーツマンやウィル・アイズナー、チャールズ・シュルツの評伝本が。
Best Scholarly/Academic Work
コミックについて研究した論文に贈られる賞。
Best Publication Design
もっとも良いコミックブックのデザインに贈られる賞。
今年はメインのDCユニバース作品がひとつもノミネートされない、という結果に。
マーベルでは誕生50周年を迎えて盛り上がる「シルバーサーファー」がノミネート。
「サーガ」のノミネートがないのは殿堂入り扱いかな?という気も。
アイズナー賞(正式名:The Will Eisner Comic Industry Awards)の
ノミネート作品が発表されておりました。
とりあえずはその中から邦訳が出てたりするものをちょこちょこと拾っていこうかと。
(ここまで去年のコピペw)
Best Short Story
短編ストーリー。
Web漫画「It's going to be okay.」などがノミネート。
Best Single Issue (or One-Shot)
1冊完結のエピソード。
マーベルから「シルバーサーファー」#11がノミネート。
Best Continuing Series
続き物シリーズ単位でのノミネート。
こちらにも「シルバーサーファー」が。
イメージからは「Invincible」「Southern Bastards」がノミネート。
Best Limited Series
数話完結のミニシリーズ作品。
マーク・ミラーの「Chrononauts」がノミネートされてます。
Best New Series
この1年で新しく始まったシリーズ。
「Monstress」「The Unbeatable Squirrel Girl」がノミネート。
Best Publication for Early Readers (up to age 7)
7歳までの幼児向け。日本で言えば幼児誌範囲かな。
Best Publication for Kids (ages 8-12)
少年向け。日本で言えばコロコロの範囲かな?
Best Publication for Teens (ages 13-17)
10代向け作品。日本だと少年誌範囲になるのかな。
いわゆる「ヒーローもの」とは外れた範囲の作品が多い印象
(ヒーローものの読者層はここより上の範囲を想定?)
人種差別問題を扱ったドキュメンタリー「March」がノミネート。
Best Humor Publication
ギャグ要素が強い作品の賞。
Best Digital/Web Comic
昨年はWebコミック部門でしたが、今年は電子書籍という印象に。
comiXologyやDC Digitalのタイトルがノミネート。
Best Anthology
アンソロジー形式のコミック。
「マウスガード」新刊に「ピーナッツ」トリビュートが。
Best Reality-Based Work
実話をベースにしたコミック。
邦訳も出ている「ヒップホップ家系図」や
こちらにも「March」がノミネート。
Best Graphic Album―New
Best Graphic Album―Reprint
ハードカバー本の賞(新刊・復刊)
Best Adaptation from Another Medium
別メディアからのコミック化作品。
小説やテレビ番組のコミック化を扱う部門です。
小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)「怪談」のコミック化作品も。
Best Archival Collection/Project―Strips
新聞漫画復刻版。
第2次大戦時の新聞漫画を集めた「Cartoons for Victory」がノミネート。
Best Archival Collection/Project―Comic Books
こちらはコミックブックの復刻版。
フランク・ミラーのSF時代劇「ローニン」復刻版がノミネート。
Best U.S. Edition of International Material
海外コミックのアメリカ版からの賞。今年はなじみのあるタイトルはなし。
Best U.S. Edition of International Material―Asia
アジア圏のコミックのアメリカ版からの賞。今年もオール日本漫画です。
昨年に続いて「コミック昭和史」「マスターキートン」が入っていますが、
他が「暗殺教室」「聲の形」「乙嫁語り」「Sunny」といった
「このマンガがすごい」か!って感じのノミネートに。
ここからはコミックタイトルでなくアーティストやスタッフの賞。
Best Writer
原作者。
ジェイソン・アーロンにエド・ブルベイカーに加えて
マージョリー・ルーが「Monstress」でノミネート。
「Ms.マーベル」のG.ウィロー・ウィルソンも。
Best Writer/Artist
原作者兼アーティスト。日本での一般的な「漫画家」のイメージがここかな。
「ヒップホップ家系図」のエド・ピスカーがノミネート。
Best Penciller/Inker or Penciller/Inker Team
絵を描く人。下書き/インク入れが分業の場合も多いです。
マイク・オールレッドが「シルバーサーファー」、
エリカ・ヘンダーソンが「スクイレルガール」でノミネート。
Best Painter/Multimedia Artist
内部のアート担当。デジタル効果なども含むのかな。
Best Cover Artist
アメコミおなじみ表紙詐欺、ということで表紙アーティストの賞。
「ホークアイ」のデイビッド・アジャ、「ハーレイ・クイン」のアマンダ・コナーに、
「ヒップホップ家系図」のエド・ピスカーがここでもノミネート。
Best Coloring
彩色担当。彩色技術の違いはコミックの印象を大きく変えます。
「ヘルボーイ」のカラーを生み出したデイブ・スチュワートは今年もノミネート。
(邦訳決定の「キャプテン・アメリカ:ホワイト」も彼ですね)
Best Lettering
コミックの書き文字担当。
Best Comics-Related Periodical/Journalism
雑誌、サイトなどコミックにまつわるジャーナリズムに贈られる賞。
Best Comics-Related Book
コミック評論本に贈られる賞。
今年はハーベイ・カーツマンやウィル・アイズナー、チャールズ・シュルツの評伝本が。
Best Scholarly/Academic Work
コミックについて研究した論文に贈られる賞。
Best Publication Design
もっとも良いコミックブックのデザインに贈られる賞。
今年はメインのDCユニバース作品がひとつもノミネートされない、という結果に。
マーベルでは誕生50周年を迎えて盛り上がる「シルバーサーファー」がノミネート。
「サーガ」のノミネートがないのは殿堂入り扱いかな?という気も。