元特殊部隊員の傭兵、ウェイド・ウィルソン。
娼婦と恋に落ち、愛を育む日々は
全身に転移した末期癌によって終わりを告げようとしていた。
そこにやってきた謎の男の誘いは
「あなたの癌を治し、スーパーヒーローにすることもできますよ」
その誘いに乗ったウェイドを待っていたのは
人工的にミュータントを作り上げ、売りさばいていた男・エイジャックス。
その結果ウェイドが得たのは超回復能力と・・・全身癌細胞のグロテスクな体。
元のセクシーなイケメンに戻り、愛する彼女の元に戻るため
真っ赤なコスチュームに身を包んだウェイド・・・デッドプールは
ルール無用の残虐ファイトでエイジャックスを追い詰める!
しかしその一方で、彼の能力に目をつけスカウトしていたX-MEN、コロッサスは
若手ミュータントであるネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッドとともに
デッドプールの蛮行を止めようとしていた・・・
低予算、R-15指定、現在ハリウッド映画の有力市場である中国で公開できない状態でありながら
アメリカを中心に大ヒットしていた今作、ついに日本へと上陸いたしました。
日本でもゲーム「マーベルvsカプコン3」、アニメ「ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ」、
そして多数の邦訳アメコミによって知名度を高めていた『俺ちゃん』ことデッドプール。
(DWAでは2話しか出ないゲストキャラにかかわらず人気投票1位に!)
その人気の秘密は、激しいバイオレンスに加えて
演劇用語の「第4の壁」・・・つまり、観客と自分たちキャラクターをさえぎる壁を知覚し
軽々と乗り越えてきたり、ナレーションと日常的に会話したりするメタフィクション性と
それによって生み出されるパロディ下ネタなんでもありの自由なギャグ、という
原作のキャラクターを『ほぼそのまま』実写の世界に持ってきたことでもあります。
開始同時のスタッフ紹介テロップギャグに始まり、
「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」に出た際の扱いについてのメタなネタ
(「X-MEN:F&P」での時間改変の結果、この映画後半の現代パートについてはなかったことに)
役者つながりでの「グリーン・ランタン」disり・・・などなどのネタの数々は
もちろんアメコミ映画にとどまらず、さまざまなポップカルチャーへと言及し
(見た後にパンフレットを読むことをおすすめいたします)
腕がちぎれ、首が飛ぶゴアなアクションや、お色気・下ネタも交えたじゅうたん爆撃となっており
それでいてストーリーの芯はシンプルなアクションとラブストーリーとして
見終わった後すっきりと「あー、おもしろかった!」と思える1本になっています。
「シビル・ウォー」などの最近のアメコミ原作映画の重厚さを期待すると
物足りない、と思われる方もいるかもしれませんし、
カップルで見に行くには少々厳しいという意見も耳にはいたします、が。
シンプルに楽しく、バカ笑いできる一本として
昨今のアメコミ大作疲れしている方には是非おすすめしていきたい一本です。
めっちゃいい顔をしたスタン・リーも出るよ!
・・・あ、これもエンドロールの後に映像あるやつですよ!
見る価値があるかどうかは知らないけどw
そしてFOXのX-MENユニバースは、時計の針を30年ほど戻して
1980年代が舞台の「X-MEN:アポカリプス」へ。
「ファースト・ジェネレーション」から始まった3部作もいよいよ完結。
そして、ヒュー・ジャックマンが演じる最後の「ウルヴァリン」映画の撮影も始まった模様。
はたしてFOXの「次の一手」はどうなるのか、も気になるところですが
まずはこの「デッドプール」と、「アポカリプス」を楽しみたいところです。
そして今作、字幕も吹き替えもお互い相当がんばって作られている模様。
本日は時間の関係で吹き替えで見ましたが、下品な下ネタもがんがん喋り捲っていましたよ!
(デッドプールの声優は「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」と同じ加瀬康之。
「DWA」のソー、MCU作品のJ.A.R.V.I.S.→ヴィジョンも演じている方です)
娼婦と恋に落ち、愛を育む日々は
全身に転移した末期癌によって終わりを告げようとしていた。
そこにやってきた謎の男の誘いは
「あなたの癌を治し、スーパーヒーローにすることもできますよ」
その誘いに乗ったウェイドを待っていたのは
人工的にミュータントを作り上げ、売りさばいていた男・エイジャックス。
その結果ウェイドが得たのは超回復能力と・・・全身癌細胞のグロテスクな体。
元のセクシーなイケメンに戻り、愛する彼女の元に戻るため
真っ赤なコスチュームに身を包んだウェイド・・・デッドプールは
ルール無用の残虐ファイトでエイジャックスを追い詰める!
しかしその一方で、彼の能力に目をつけスカウトしていたX-MEN、コロッサスは
若手ミュータントであるネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッドとともに
デッドプールの蛮行を止めようとしていた・・・
低予算、R-15指定、現在ハリウッド映画の有力市場である中国で公開できない状態でありながら
アメリカを中心に大ヒットしていた今作、ついに日本へと上陸いたしました。
日本でもゲーム「マーベルvsカプコン3」、アニメ「ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ」、
そして多数の邦訳アメコミによって知名度を高めていた『俺ちゃん』ことデッドプール。
(DWAでは2話しか出ないゲストキャラにかかわらず人気投票1位に!)
その人気の秘密は、激しいバイオレンスに加えて
演劇用語の「第4の壁」・・・つまり、観客と自分たちキャラクターをさえぎる壁を知覚し
軽々と乗り越えてきたり、ナレーションと日常的に会話したりするメタフィクション性と
それによって生み出されるパロディ下ネタなんでもありの自由なギャグ、という
原作のキャラクターを『ほぼそのまま』実写の世界に持ってきたことでもあります。
開始同時のスタッフ紹介テロップギャグに始まり、
「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」に出た際の扱いについてのメタなネタ
(「X-MEN:F&P」での時間改変の結果、この映画後半の現代パートについてはなかったことに)
役者つながりでの「グリーン・ランタン」disり・・・などなどのネタの数々は
もちろんアメコミ映画にとどまらず、さまざまなポップカルチャーへと言及し
(見た後にパンフレットを読むことをおすすめいたします)
腕がちぎれ、首が飛ぶゴアなアクションや、お色気・下ネタも交えたじゅうたん爆撃となっており
それでいてストーリーの芯はシンプルなアクションとラブストーリーとして
見終わった後すっきりと「あー、おもしろかった!」と思える1本になっています。
「シビル・ウォー」などの最近のアメコミ原作映画の重厚さを期待すると
物足りない、と思われる方もいるかもしれませんし、
カップルで見に行くには少々厳しいという意見も耳にはいたします、が。
シンプルに楽しく、バカ笑いできる一本として
昨今のアメコミ大作疲れしている方には是非おすすめしていきたい一本です。
めっちゃいい顔をしたスタン・リーも出るよ!
・・・あ、これもエンドロールの後に映像あるやつですよ!
見る価値があるかどうかは知らないけどw
そしてFOXのX-MENユニバースは、時計の針を30年ほど戻して
1980年代が舞台の「X-MEN:アポカリプス」へ。
「ファースト・ジェネレーション」から始まった3部作もいよいよ完結。
そして、ヒュー・ジャックマンが演じる最後の「ウルヴァリン」映画の撮影も始まった模様。
はたしてFOXの「次の一手」はどうなるのか、も気になるところですが
まずはこの「デッドプール」と、「アポカリプス」を楽しみたいところです。
そして今作、字幕も吹き替えもお互い相当がんばって作られている模様。
本日は時間の関係で吹き替えで見ましたが、下品な下ネタもがんがん喋り捲っていましたよ!
(デッドプールの声優は「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」と同じ加瀬康之。
「DWA」のソー、MCU作品のJ.A.R.V.I.S.→ヴィジョンも演じている方です)