「ディック、隠れろと言ってるわけじゃない。
正体がバレたことを逆に利用するんだ」
「この任務はもっとも危険なものになるだろう」
両親を失ったときにバットマンに拾われ、そのサイドキック・ロビンとしてデビュー。
長じてバットマンの庇護を離れ、ナイトウィングとして活躍。
一時はバットマンの代理も務めていた男、ディック・グレイソン。
「フォーエバー・イービル」でクライム・シンジケートに捕まり、
衆人の前で正体を暴かれ、死なないと脱出できない装置に囚われた彼は
世間的には死んだもの、と思われておりました・・・
しかし、彼は生きていました。
・・・でも、もうヒーローとしての活動はできません。
そこでバットマンが考えたのが、「死んでいる」という立場を利用し、
危険な潜入任務にディックを向かわせること、でした。
秘密組織スパイラル。
地上すべてのヒーローたちの素性を暴こうとする一方で、
脅威の力を持つ、死せる神パラゴンの内臓を集めているスパイ組織。
謎のリーダー、ミスター・ミノスによって率いられるこの組織に
「エージェント37」として潜入することに成功したディック。
神の内臓を巡り、己の流儀を貫きつつもスパイとして活動しつつ
組織についての報告を”マローン”ことバットマンに行う日々。
はたしてその行く手には何が待つのか・・・?
バットマンmeetsミッション・インポッシブル、という形容が似合う
各話ごとに趣向を凝らしたストーリーが楽しめるスパイアクションなのですが
(潜入している女子スパイ養成校で女生徒に”イケメン狩り”されるシーンも・・・)
今回の邦訳版で注目して欲しいのは6話目に収録されている「ただ一つの死に場所」。
これは「フューチャーズ・エンド」という
「5年後の未来」を舞台にしたイベントの1タイトルであり
平行世界からの襲撃、戦争を経た世界でヒーローはどう変わったか・・・という
そんな内容となっているわけですが、「グレイソン」においては
時間を1ページごとに遡るという形式で、読み進めるごとに仕掛けに気がつくという
まるで「ウォッチメン」のようなギミックを持っている作品となっています。
まずは普通に、つぎは時系列順に、そしてもう一度最初から読めば
この作品の「仕掛け」に気がつく・・・かも。
先ごろアメリカで発売された#20で完結したこのタイトル。
再びナイトウィングとなったディックの活躍も楽しみですが、
ぜひ日本でも完結までの邦訳を実現していただきたいものです。
(実はこれ紹介したさに「アトランティスの進撃」から紹介してたのですw)
グレイソン
正体がバレたことを逆に利用するんだ」
「この任務はもっとも危険なものになるだろう」
両親を失ったときにバットマンに拾われ、そのサイドキック・ロビンとしてデビュー。
長じてバットマンの庇護を離れ、ナイトウィングとして活躍。
一時はバットマンの代理も務めていた男、ディック・グレイソン。
「フォーエバー・イービル」でクライム・シンジケートに捕まり、
衆人の前で正体を暴かれ、死なないと脱出できない装置に囚われた彼は
世間的には死んだもの、と思われておりました・・・
しかし、彼は生きていました。
・・・でも、もうヒーローとしての活動はできません。
そこでバットマンが考えたのが、「死んでいる」という立場を利用し、
危険な潜入任務にディックを向かわせること、でした。
秘密組織スパイラル。
地上すべてのヒーローたちの素性を暴こうとする一方で、
脅威の力を持つ、死せる神パラゴンの内臓を集めているスパイ組織。
謎のリーダー、ミスター・ミノスによって率いられるこの組織に
「エージェント37」として潜入することに成功したディック。
神の内臓を巡り、己の流儀を貫きつつもスパイとして活動しつつ
組織についての報告を”マローン”ことバットマンに行う日々。
はたしてその行く手には何が待つのか・・・?
バットマンmeetsミッション・インポッシブル、という形容が似合う
各話ごとに趣向を凝らしたストーリーが楽しめるスパイアクションなのですが
(潜入している女子スパイ養成校で女生徒に”イケメン狩り”されるシーンも・・・)
今回の邦訳版で注目して欲しいのは6話目に収録されている「ただ一つの死に場所」。
これは「フューチャーズ・エンド」という
「5年後の未来」を舞台にしたイベントの1タイトルであり
平行世界からの襲撃、戦争を経た世界でヒーローはどう変わったか・・・という
そんな内容となっているわけですが、「グレイソン」においては
時間を1ページごとに遡るという形式で、読み進めるごとに仕掛けに気がつくという
まるで「ウォッチメン」のようなギミックを持っている作品となっています。
まずは普通に、つぎは時系列順に、そしてもう一度最初から読めば
この作品の「仕掛け」に気がつく・・・かも。
先ごろアメリカで発売された#20で完結したこのタイトル。
再びナイトウィングとなったディックの活躍も楽しみですが、
ぜひ日本でも完結までの邦訳を実現していただきたいものです。
(実はこれ紹介したさに「アトランティスの進撃」から紹介してたのですw)
グレイソン