リンムーの眼 rinmu's eye

リンムーの眼、私の視点。

野毛大道芸見物記

2006-04-24 | Weblog
野毛大道芸を見に行く。
去年に続き二度目の参戦。

野毛は、動物園あり、寄席あり、飲み屋あり、の大衆娯楽の町である。みなとみらいが人工の造花だとしたら、野毛はさしずめ、しぶとい日陰の花といったところか。

東横線桜木町駅がなくなって人足が遠のいたと聞くが、このイベントは盛況のようだ。
あいにくの雨で昨年より人手がなかった。だが、その分どの演目も近くで見ることができた。
芸は生で見ると、やはり凄みがある。
特にパントマイムは動きだけで見物人を引きつける。まあ、客いじりの話芸も面白いのだが。

民謡歌手の伊藤多喜雄が出演していたのには驚いた。彼は「タキオのソーラン節」で紅白に出場した事のある人だ。
場外馬券場目的で来たであろうおっちゃんがノッているのが印象的だった。土着的なグルーヴを感じた。

野毛以外の、馬車道・吉田町・伊勢佐木モールなどでも同時多発的にパフォーマンスが行われており、町歩きをしながらお祭り気分を味わえた楽しい一日であった。

注)画像は外人二人組パフォーマーの「アメリカのポールとイギリスのポール」。
彼らはこの後、チェーンソーをジャグリングした。