リンムーの眼 rinmu's eye

リンムーの眼、私の視点。

神保町の青空古本市

2006-10-28 | book
職場から電車を乗り継ぎ、神保町へ行く。
「神田古本まつり」をやっている。
靖国通り沿いに露天がたくさん出ていて、活気があった。
いや、みんな黙々と本を選んでるんだが、掘り出し物逃すまいという気配が伝わってくる。
僕は通りを流しながら、ピンと来た棚を覗く程度。
大体、狙うのは文庫本だ。
肌色の背表紙には思わず身を乗り出す。岩波・ちくま・中公には好みの本が多いから。
収穫は、金色の背表紙の角川文庫リバイバル・コレクション。
『一葉青春日記』『ランボオの手紙』各二百円也。絶版だからお得だ。
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共栄堂でスマトラ・カレーを食べる。
神保町はカレー屋が多いのだが、僕はここが一番好きだ。
黒いルーが特徴で、さっぱりとした味。
火傷しそうなくらい熱いコーン・スープが付いて、これも美味い。
威勢のいい、ラグビーの青柳に似た店主もイイ味だしてます。
店舗案内

最後に、中学生のころ、「神保町」という町にミステリアスな魅力を感じるきっかけとなった歌詞を引用。

 亀が泳ぐ町
 未来の神保町
 女郎屋の棟々
 紅のジャズ
 沁みるよ 蝉時雨

 「亀が泳ぐ町」サザン・オール・スターズ