怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

浴室工事進行中

2008年07月23日 | ここの生活
数日前から、浴室解体工事が進行中だ。
義父母はこうした仕事が大好きなのだそうだ。
そう、職人を使わず、自分らで作業をしている。
手を汚す仕事が大嫌いな夫、要領が全くわからない私などは仲間に入れてもらえない。
「手伝いましょうか」
と、言ってみたものの、即、却下。
彼らの楽しみを奪うようなものだから、やめたほうがいいらしい。

義父母の楽しみな仕事のはずなのに、彼らは言い争いばかりしている。
お互いのやり方を主張しあっているようだ。
ああ~勝手にやってくれ~
おとなしく部屋に引きこもっていても、タイルを壊す爆音、溢れる埃、怒鳴りあう義父母で参ってしまった私は、外出することにした。

気温は低いものの、久しぶりに天気がよく、ご機嫌よろしく義父の50年前の自転車をこいでいたら、面白いものを見つけた。
トラバント。


自動車にほとんど興味のないわたしでさえ知っている、この車!
明らかに周囲から浮いている、目立つのだ。
おまけに「DDR」(東ドイツ)のスティッカーまで貼ってある。
存在しない国のマークをつけたまま走行していいのだろうか?

周りを気にしながら、前からも一枚。



先週のドイツ語の授業で「トラバントは厚紙でできている」という文章を習ったが、本当だろうか。
触ってみたかったけど、周囲が気になり、遠慮しておいた。

格好のブログネタ写真を撮影してますますご機嫌上々の私、次は、凄い割引の水着を手に入れた。



18ユーロ(約3000円)の品が3ユーロ(510円)!
そろそろ夏物の処分が始まっているらしい。
ビキニの水着は日本ではせいぜい20歳代まで、という暗黙の条例が施行されている。私も日本では売り場で手にすることさえしなかったものだ。

ヨーロッパに半年も住むと、周囲に同化し、日本の条例を忘れるものなのだ。
あ、これ安い、これにしよっ。
な~んてね!

ヨーロッパ人がいくら見た目が日本人よりいい、と言っても、個人差や年齢でそうじゃない場合も多く、しかしながら、そうじゃない人たちも堂々とビキニなどを召されていると、私でさえ「着ていいんじゃないか」と思っちゃうんだ、本当に!

ワンピース型は着脱が面倒な上(特にトイレのときとか)気温が低いここ、長い間濡れたままでプールサイドにいると、より寒く感じるものだ。
また、ここのワンピース型の水着、尻の部分のつくりが日本のそれとだいぶ違うらしく、つまり、日本のは尻をちゃんと包んでくれるのに、ここのは半分くらいはみ出る感じで嫌いなのだ。

わたしがからだに自信があるからこれを買ったのではない、ということをはっきり断言しておこう!!

激安水着を手にした私、満面の笑顔で玄関を開けると・・・・
埃まみれの義父母が、せっせと働いていた。

部屋に引っ込んで、ご機嫌気分がなくならないうちにこれを書いている。