怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

2枚送るともらえる

2009年01月06日 | 文化
スーパーで買ったキッコーマン醤油。
いつもと違い、ビンの首の部分になにやら印刷物が巻いてある。
フィスラーのロゴマークとフライ返しの写真、短い文章の中に「schiken(送る)」という単語と、キッコーマンのフランクフルトのあて先が。
このいくつかの情報だけで「これって、全員にプレゼントだな」と私は読めちゃったのだ。
さらに目を凝らして見ると(読む、のではない)2、という数字もある。
「ははぁ~ん、2枚送るのだな」
翌日にもう一本醤油を買いに走った。


150ml入りで一本2ユーロ、約260円。
日本のキッコーマン醤油と比較するとバカ高い。
日本からの輸入品ではなく、ヨーロッパで生産されているヨーロッパ市場向けの商品らしい。
(日本のものより塩分が高いそう)
幸いなことに煮物などを私はここでしないので、この小さいサイズでひと月以上使える。

ここではたと気づいた。
この1年のここの生活で今回のキッコーマンのようなキャンペーンが他にあっただろうか?
この商品のバーコード何枚集めて送ると、これをもらえる、とか当選する可能性がある、とか。
言葉の壁が高い現在の私、もしかして見逃してきてしまったのだろう。
でも、なあんとなく、日本より少ないのではないか、と感じることもある。

さしあたり必要でもないフライ返しのために2本も同じ商品を買い込む気力がドイツ人にあるかどうか、疑問に思う。



試供品などはいくつか請求してもらったことがある。



これは、香水の試供品。
細長くて小さい瓶入りが来るのかと期待していたら、はがきに張り付いてやってきた。
こ、これだけかあ~と、思っちゃった~

日本のように「このマークを送るとこれが当たります!」といったものは、まだお目にかかっていない。
(しつこく繰り返すが、言葉の壁もあるので見えていないだけかもしれない)
もしかしてぇ~、やっぱり日本のほうが商売がうまいのでは、とも思ってしまう。
今回の醤油だって、日本の会社のものだし。
日本から来た社員が「日本ではこういったやり方で販売促進をしています」
と、強引にやっているのでは?
ドイツ人社員は「そんなの効果ないぞ」と思いながらもしぶしぶ従っているとか。

日本人の私はプレゼント欲しさにすぐにもう一本を買ったが、ドイツ人には効果があるかはなはだ疑問だ。
あるいは、このキッコーマンのキャンペーンをきっかけに他社も真似るようになるとか・・・
そうなると、買い物ももう少し楽しくなるかもしれない。

フライ返しプレゼントは「品がなくなり次第終了」
ということが書かれてあるので、明日にでも送らなくては!
(たぶんね、敵は少ないと思うけど・・・いや、在住日本人が皆応募するかもしれないし・・・いや、用意しているフライ返しの数がそもそも少ないかもしれないし)
届いたら、また報告する予定


追記
そういえば、20世紀フォックス(ドイツ)のDVD3枚の中に入っていたキャンペーンカードを送ってDVDを1枚もらったことがあるのを思い出した!
ここにも、プレゼントの類はあるのだ。
日本のようにテレビコマーシャルや、売り場で大々的に宣伝しないのでその存在に気づきにくい。