怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

スカイフォール、一足お先にっ

2012年11月06日 | 文化
007新作、スカイフォールを観た。

日本より一ヶ月ほど早い11月1日から公開のドイツだ。日本のようにメディアでガンガン宣伝しないここ、いったい本当に11月から上映するのか心配になった。
10月下旬にいつも行くショッピングモールに隣接する映画館に確かめに行ったのだが、下の2枚の大きな広告以外に上映スケジュールなども印刷されていなくて不安になったものだ。

子供の頃から007ファンの私。テレビで鑑賞していた小・中学校の頃を除き、劇場公開時には欠かさず観ている。
こちらに移住してから主役がダニエル・クレイグに替わり、少々がっかりした気分になったものだが、今じゃあすっかりクレイグのボンドは素晴らしいと思っているぞ。

上は開演10分前の劇場の中・・・私たち二人(夫と私)誰もいない・・・
直前になって6人ほど入ってきた。ガラガラの映画館。だ、大丈夫か、この映画館!!ドイツで007は売れないのかっ??

さて、書籍や映画のレビューを書くのが苦手な私、日本公開までまだ時間があるのでいろいろ書くのはやめておいて、ちょっとだけ。
冒頭から数分のところで短いカーチェイスがあるのだが、追われる悪役の車はアウディ!数年前から絶好調のアウディがこの映画に出したくてたまらなかったのではないか、と想像した。また、その撮影場所がトルコで、トルコ人移民の多いここの状況を考えるとなんだか不思議な気分になった。
中国でのシーンがあることを知っていた。私はボンド映画と東洋はあまり似つかわしくないと思っているのだが(007は二度死ぬ、は嫌い。トゥモロー・ネバー・ダイは、何とか許せる)この作品ではほぼ、違和感が無い。
ボンドガールとして紹介されているナオミ・ハリスはもしかして次の作品にも登場するかもしれない!ほぼ最後の部分にそれを匂わすシーンがあって、ちょっとびっくりした私。

ドイツを初めとする海外在住者には今回のこの作品はかなり内容が単純なのでウィキペディアを読んでいくだけで理解可能に思う。(その土地の言語に精通していない私のような人のため!)
カジノ・ロワイヤルはかなり難しかった。いや、当時の私のドイツ語力が低かったから?ヴェスパとボンドの関係がいまひとつはっきりしなかったのだ。(手元には日本で買ったDVD有り、問題解決!)
映画館で映画を観るときは、最後のクレジットもちゃんと見ていく私たち夫婦。結構いろいろな発見があるのだ。
今回興味深かったのは日本語で「軍艦島 長崎」と表示されていたことだ。帰宅して調べてびっくり、その場所が使われたのね・・・・すっかりCGかと思っていたのに!

他の多くの評価と同様、私もスカイフォールを絶賛したい。
どうぞ、ご覧ください。