怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

何気に進むドイツ化

2016年04月20日 | 子供たち
帰省すると、思わぬところで自分がドイツに慣れ親しんでしまっていることを発見する。
まず、エレベーターの「閉」ボタンを押せなくなってしまった。
閉めるための操作ができないエレベーターが多いドイツに馴染んでしまったようだ。
乗っているのが自分ひとりだったり、ボタンから遠くに立っていたりすれば、閉ボタン操作の義務から解放されるのだけれど、そうでない場合もある。
ぼうっとしていて、横から手が出て「閉」を元気よく押されてしまい、気まずくなったこと数回。

スーパーのレジがやたら丁寧なことにいらいらする。
日本在住時からなじんでいたそのスーパーは昔からレジ袋は有料だった。なのに今回は「袋はご利用でないですか」と私に尋ねるのでむっとした。
彼女らとては袋を無料で提供していないことを知らない客のためにいちいち断っているのは明確だ。しかも、ドイツのようにむっつりと不機嫌ではなく、明るく笑顔で言うのだから、客の私もその親切ぶりに感動しなくてはならないのに、不機嫌になってしまったのだ。余計すぎるサービスがうるさく感じてしまう私?日本が好きなドイツ人には感動する接客振りだろうに!いったい、私はどうしてしまったのだろう。

消費期限や賞味期限の日付の表示を読み間違えることもしばしばだ。

私はこの画像をドイツ風に読み取ってしまった。
2015年5月16日まで、と。
一年近く前の品を間違えて店頭に出してしまったのだな、と返品のためにレシートを探した。すぐに自分の間違いに気づいて恥ずかしく思った。
2016年を16としか表示しないのはどういうわけだろう。今、思い出せないのだがドイツはそうした省略の仕方をしているだろうか?
また、日本の場合、平成での表記もあったりしてすさまじくこんがらかることも多い。
西暦のときは2016、和暦のときは「平成」と入れてもらうとわかりやすいのだけれど、だめかな?