怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

質素な食事

2016年06月21日 | 何カテゴリーにしようかぁ
カイザーシュマルンと野菜サラダが今日の昼食。

カイザーシュマルンとは、厚めのクレープを焼こうと思ったらひっくり返すときに形が崩れてしまったので失敗隠しのためにわざとばらばらに切ってしまった、というイメージのもの。
生地にレーズンを加えたり、焼き上がりにクリームやジャムを添えることも多い。今日は何も添えない。塩味も無い。パーム油主成分油脂の味で食べる、恐怖の高カロリー献立。
私は高カロリーを恐れる必要はないのだが、大量の油脂を消化する胃腸能力に欠けているので、そういう方面で恐怖献立さ。
「その油、使うの止めてください」と、何度か頼んだことがある。
「植物からできているからいくら摂取してもいいのよ」と義母は聴く耳を持たない。

パーム油は危険と書いているサイトも多い。私はその危険性ではなく、常温で固形状態の油は、私の胃に合わないと思っている。
義両親たちにはパーム油は優れた栄養源だろうが、私は違うのさーっ
サラダのルッコラとレタスは自家製。私は義母の油脂たっぷりドレッシングを避け、ヨーグルトソースで食べることにしている。
胃腸状態改善にはヨーグルトがいい、と読んだのだけれど、ヨーグルトだけ食べるのがなかなかつらいものがあるもので。嫌いではないのだけれどね。うーん。







買い物は頼まないほうがいい。

2016年06月21日 | ドイツ生活の外国
ラマダン明けの犠牲祭にあわせて一ヶ月ほど帰省するエジプト人知人からメッセージが届いた。
「何か欲しいものがありますか?」
こういった場合、私は喜んでお願いしてしまう。ただし、大きさや重量がありすぎるもの、立て替えるにしても高価すぎるものは遠慮する。
「あなたの宗教で使う数珠が欲しいです」とすぐに返事を書いた。
すると、彼女は画像を添付してきた。

とてもきれいなので、心配になってきた。高いのではないか、と。

しばらくやり取りをして、丁重にお断りした。
「帰省時は自分のことで精一杯なんですよ。私は経験しています。しかも、お祝いの時期なのでしょう?また別の機会にお願いします」
彼女は私の意見を喜んで受け入れてくれた。
化粧品や宝石箱を頼まれて唖然とした自分の帰省時を思い出すぞっ。
写真を見ると「欲しいなぁ」とついつい思い直してしまうけれど!

義母の数珠もあるぞ。

古くて質素な品だ。すでに使うことが無くなって、台所に吊るしてあるだけだ。
日本の仏教、キリスト教、イスラム教でも似たような物を使うことに驚かされる。
もしかして、それぞれ拝んでいる神様はひとつ、なのではないかとこういうときには思うのだ。


小松菜の洋風スープ

2016年06月21日 | 頑張って食べる
まずは、前回の記事の質問のお礼。ありがとうございました。栃木県在住の仲良しからいただいたクローバーの写真を許可を得て掲載。
あなたに幸運が訪れますように!


ウチの行動に面している壁の塗装がはげてきた。確か、数年前に塗りなおしたばかりだと思う。うーん。
塗料の質が悪いのか、と思ってしまう悪いりす。
 
庭の小松菜は心配だったのに順調に生育。いよいよ食べてみることになった。
 
家庭菜園の醍醐味、虫食い。


おひたしや味噌汁は義両親たちはまず食べないだろうから、ウチのいつものスープにしてみることになった。

私にはなかなかおいしかった。小松菜は洋風スープにも合うものだ!
ところが、義両親たちは一口食べるなり「まったく味のない野菜だ」とだらだらと不満を言い続けていた。
だったら食うなっ、とテーブルひっくり返したくなるよなっ
でもね、育てたのは義母。植え替えや水遣りも義母。まるで私のためだけにせっせと育ててくれたのだからテーブルに手をかけることさえ無理だ。
「じゃ、畑の残りの小松菜は全部私が食べます」と宣言した。

義両親たちはパンを、私はご飯をこのように添えて食べる。
夏場の昼食(正餐)はこんな風に極簡単に済ませることが多い。夕食はさらにテキトーでそれぞれパンにバターを塗ってテレビを観ながら齧るのだから、昼食は大事。今日のビタミン類は小松菜で摂取したということになる。