里山の山野草

里山と山野草の復活日記。

エビネ(ラン科)

2006年05月14日 | 庭の山野草
今、山へ復活させる為に、庭で3種類のエビネを育てている。
私の山で自生している物と、私の地方で一般的にジエビネと呼ばれる物と、絶滅が
危惧されている黄エビネだ。
これらの中で前の2種類は地味な花だが、黄エビネは名前の通り鮮やかな黄色の花
が咲く。
しかし、今年は残念な事に植木屋が踏んづけてしまったので花を見る事が出来ない。
(私の山に自生する)エビネジエビネ

名前の由来は、地下茎に節が多く、エビの背に見立てて“海老根”と名付けられ、
古名をスズフリソウと言うのだそうだ。

花と姿が美しいので乱獲されて激減している上に、繁殖させるのが難しいとあって
は絶滅が危惧されるのも当然だ。
時間がかかりそうだが何とか復活させる積りだ。

チョウジソウ(キョウチクトウ科)

2006年05月14日 | 庭の山野草
キョウチクトウ科では珍しくも草で、湿地や川辺に自生しており、各地で絶滅危惧
種に指定されているそうだ。
(キョウチクトウ科チョウジソウ属)
 チョウジソウ

 花期:5~6月
 草丈:50~60cm
 葉 :互生


名前の由来は、花の形がチョウジ(フトモモ科)の花に似ていると言う説や、花を
横から見た時に“丁”の字に見えると言う説もあるそうだ。