町はずれの里山の松林の中に、よほど環境が気に入ったのか、イチヤクソウ科、ラン科
の腐生植物が数多く育っていた。
いずれも根の周りの腐食土の中にいる菌類から栄養を貰って生活していると言われる珍
しい植物達だが、今は未だ充分開花していないので又改めて訪れる予定だ。
イチヤクソウ(画像の左側の蕾)、
虫刺されに生葉の汁を塗ったり、花期に陰干しした物を利尿薬として用いていた事から
“一薬草”と名付けられたそうだ。
草丈は20cm程度で小柄な上に、梅に似た花が恥ずかしそうに下向きに咲くので愛ら
しい。
ウメガサソウ(イチヤクソウの隣りで開花し始めている)、
梅に似た花が下向きに咲くので傘の様に見える事から“梅笠草”と名付けられたそうだ。
草丈は10cm程度のミニサイズで、イチヤクソウと同じように可愛い花が下向きに咲く。
所がこの植物は、「木」なのか「草」なのかはっきりしないのだ。
茎は見た目に木質に見えるが、事典などには二様に書かれており厄介な曲者だ。
ギンリョウソウ、
形を竜に見立てて、“銀竜草”と名付けられ、ユウレイタケ(幽霊茸)、ユウレイ草
(幽霊草)とも呼ばれているそうだ。
この植物は草丈が約15cmで、葉緑素がなくどう見ても“草”には見えない。
ギンラン、
黄色の花が咲くキンラン(金蘭)に対し、白色の花を銀と見立てて“銀蘭”と名付けら
れたそうだ。
草丈は20cm程度で、この花は下向きどころか半開しかしない控え目な花だ。
この花やキンランは通販などでも売っているが、菌と共生する植物であるから育て難く
たいてい枯れてしまうそうだ。
業者もそれを承知で山取りした物を売っているのだそうで、いささか無責任ではないか
と感じる。
の腐生植物が数多く育っていた。
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![]() |
(イチヤクソウ科)イチヤクソウ | (イチヤクソウ科)ギンリョウソウ |
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(ラン科)ギンラン |
いずれも根の周りの腐食土の中にいる菌類から栄養を貰って生活していると言われる珍
しい植物達だが、今は未だ充分開花していないので又改めて訪れる予定だ。
イチヤクソウ(画像の左側の蕾)、
虫刺されに生葉の汁を塗ったり、花期に陰干しした物を利尿薬として用いていた事から
“一薬草”と名付けられたそうだ。
草丈は20cm程度で小柄な上に、梅に似た花が恥ずかしそうに下向きに咲くので愛ら
しい。
ウメガサソウ(イチヤクソウの隣りで開花し始めている)、
梅に似た花が下向きに咲くので傘の様に見える事から“梅笠草”と名付けられたそうだ。
草丈は10cm程度のミニサイズで、イチヤクソウと同じように可愛い花が下向きに咲く。
所がこの植物は、「木」なのか「草」なのかはっきりしないのだ。
茎は見た目に木質に見えるが、事典などには二様に書かれており厄介な曲者だ。
ギンリョウソウ、
形を竜に見立てて、“銀竜草”と名付けられ、ユウレイタケ(幽霊茸)、ユウレイ草
(幽霊草)とも呼ばれているそうだ。
この植物は草丈が約15cmで、葉緑素がなくどう見ても“草”には見えない。
ギンラン、
黄色の花が咲くキンラン(金蘭)に対し、白色の花を銀と見立てて“銀蘭”と名付けら
れたそうだ。
草丈は20cm程度で、この花は下向きどころか半開しかしない控え目な花だ。
この花やキンランは通販などでも売っているが、菌と共生する植物であるから育て難く
たいてい枯れてしまうそうだ。
業者もそれを承知で山取りした物を売っているのだそうで、いささか無責任ではないか
と感じる。