里山の山野草

里山と山野草の復活日記。

看板に偽りあり毛無山!

2007年09月01日 | 
以前から、毛無山と言うからには山頂付近には樹木が無く、さぞ山野草も多いので
はないかと感じていたので、月曜日に登って来た。
(毛無山)



所が暗に相違して、中腹より上は“毛無し”とは言えない鬱蒼としたブナの原生林
で、いささか“看板に偽りあり”の感じがする山であった。

しかし、林道終点の登山口から続く沢沿いや、下山時の沢沿いには花達が豊富で、
しかも頂上(標高1252.7m)からは周辺の1200mを超える山々を一望に見渡す事
が出来る眺望で、折にふれて訪ねてみたい魅力を感じた。

(登山コース、所要時間、通過点)

福田上集会所ー(35分)→林道終点ー(35分)→三の滝ー(30分)→大波峠
ー(40分)→毛無山頂上ー(20分)→兎舞台頭ー(35分)→下山口ー(50分)
→福田上集会所

<“かさべるで”から見た毛無山(別名:福田頭)
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(注意する事)
・最後の民家の前には「熊出没注意」の標識が立っていたが、熊には出会わなかっ
 たものの、沢沿いではマムシやイノシシの子を見かけた。 少なくとも単独行は
 控えた方が良さそうだ。
・最後の民家の小父さんはとっても話好きで、稲の話、イノシシの話など際限が無
 いので、見かけたら直ぐ逃げる事。 私は20分でどうにか逃げ出せた。
・下山口から出発点までの距離が遠く、小一時間もひたすら林道を下るのは大変な
 ので、下山口へ前もって自転車を置いておくか、それとも連れの車を置いておく
 と便利。 健脚の人は下り坂なので楽勝だが…。