愛あるが故、オナニー

「昨夜、貴方のことを想いながらオナニーしたの」
こんなこと女性に言われたら悪い気はしない。いやさ、むしろ興奮してしてしまい「ほ、ほんもの、た、ためしたくなくなくないだろーかね？」
とか言いながら懇願するよね。
ならば反転、こっちが
「昨夜、貴女のことを想いながらオナニーしたよ。三回」
これ、どうですか？　いや、気持ち悪いですよね。だってオカズにされてるんだもん。
「貴女のことが好きだから、とても気持ち良かったよ」
なんの告白やねん！　あたい、どんなことさせられてんねん！　って思わず関西弁になっちまうよね。
でも、これ、やっぱりその人によるよね。
いくら女性が自分のことを想って、ぐちょぐちょになってくれても、全く好意のない女性だと、ひくし。
これが男性が好きな女性に対してギンギンになって、あんなことやこんなこと、べろんべろんにぐちょんぐちょん、三回とも中出しとかを妄想とはいえ好きでもない男に告白されれば、たちどころに嫌悪されること間違いなしですよね。
ただ、そこには、確かな愛があると思うのです。
本当に好きで、愛しているからこそ、その人を想い、慕い、果てるのです。性欲を満たすために、誰でもいいわけではないのです。やっぱり好きな人がいいんです。
だからともかく、オナニーはこっそりと、秘密裏にしといたほうが、お互いのためなんだね。