雲跳【うんちょう】

あの雲を跳び越えたなら

見ないと損の・・

2006-03-07 | 雑記
 本日はすこぶる、天気の機嫌がよろしかった。
 まったく、雲ひとつない青空、と云うやつでした。が、朝っぱらにおいては余りお目にかかれないくらいの霧がたち込めていた。
 玄関を開けて外を見たときから「なんだか霞がかってるなぁ」と思っていたが、仕事場(山)に向かうにしたがって、その霞は濃々となってくる。
 と言っても一寸先くらいはちゃんと見通せるのだが、ライトを点けていない対向車の現れ方などが、なかなか特撮的であったので独りで感嘆していた。
 いつもの町並みもぼんやりと霧の幕を降ろし、まるでロンドン市街に迷い込んだようであった。(ロンドンなんて行ったこたぁないけど)
 そしてその霧をより一層、幻想的に演出していたのは、太陽の光。きっと上空には雲はなく、太陽光、そのまま地上に注ぐはずが濃霧によって乱反射、いつもなら眩し過ぎる力を誇示している太陽も、今朝は霧のフィルターに覆われ、まぁるいお月様みたいな姿が肉眼で拝めた。
 今日は朝から、「見ないと損の霧」や「見ないと損の町並み」、「見ないと損の太陽」等々を見ることができ、私も天気と同じく、機嫌がよろしかった、のである。
 
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