雲跳【うんちょう】

あの雲を跳び越えたなら

鼻から胃カメラ

2024-10-17 | 雑記
毎年会社の健康診断があるのだけれど、ずっと胃のバリウム検査は逃げてきた。
もう二十年前だったか初めてバリウムを飲んだのだが「これ無理」ってなって、それ以来断固拒否の姿勢をとってきた。
みんなが言うには今のバリウムは昔より飲みやすくなったとか、なんなら空腹なので美味い、などとほざく輩もいるが、何を言ってるんだか? という感じだ。あとその後のウンコもヤバいし。
そんなこんなで拒否ってきたのだが、なんだか今年からうちの会社、社員の健康管理に意欲を見せ始めていて「バリウム無理なら胃カメラ呑んでこい」と命令された。
自分だってもういい歳なんだし検査はしたいと常々思っていたし、ちょうど50歳なので市の健康診断で胃カメラが無料で受けられるということで近くの町医者で診てもらうことにした。
胃カメラはもう三回だったか四回だったか吞んだことがあって、いずれも死にそうな思いをしている。それでも今回は鼻から入れるので負担が軽いと言われたので少し安心して受けにいった。
鼻の孔に麻酔を何回か噴射され、効くのを待つ。その間はやっぱりドキドキする。いくら鼻からだといっても長いカメラを突き刺すのだから尋常ではないだろう・・・そんな思いが駆け巡るも、あれよあれよと診察台に寝かされ、左の鼻腔にカメラを突っ込まれた。
鼻と喉のほうは麻酔のおかげで痛くはないのだが、食道にカメラが入ってからはやはり異物感が感じられ気分が滅入ってきた。それでも確かに喉から入れるよりも、えづいたり唾液が垂れてきたりはしなかったので、とにかく我慢することに集中した。
カメラを引き抜かれて終わったときの安堵感は格別だった。
初見では綺麗な胃で特に問題はないと言われた。詳しい検査結果は一か月後らしいが、特に心配なさそうだ。
やはり身体の検査というのは時につらいものだが、それによって健康を保てるのなら多少の我慢は必要だなと思った。
バリウムは無理だけど。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 特撮ヒーロー | トップ | プロですから »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

雑記」カテゴリの最新記事