雲跳【うんちょう】

あの雲を跳び越えたなら

命の終わり

2020-09-15 | 雑記
やはり、それは考える。だが流れてゆく日常に隠れる。それでも終わりは常日頃あって、否応なくそいつを沸き上がらせる。
日常にあふれた事件事故、あるいは災害によって命の終わりを日々、知らされる。それは悲しいやるせない、当たり前だ、許せない、とも。
しかしそれ以上に、そういう事柄を、一瞥のもとに追いやる自らの終わり。
自分の命だ自分の好きにして何が悪い? 
いや、ごもっとも。

いや、やめておこう。己の命、自由自在に使いこなせるほどの者ならば、他人がとやかく言うのは甚だおこがましのだ。

終わりを自分で決めた、ただそういうことなのだ、ろうけれども、これからも生きていこうとしている人達に対して、無礼だ。



と、思うのだが、終わったのなら、すべての荷物を降ろして、安らかにあってほしい。


星に願いを。
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