シェインが死んだ
先日、世界中にひっそりと訃報が報じられた
知る人ぞ知る
アイリッシュパンクバンドの
THE POGUSEのフロントマン
僕は20年くらい前に
Face to Face というカリフォルニアのバンドのトリビュートアルバムで知った
アコーディオンが特徴的で
アイリッシュのケルト音楽をロックに融合したバンドの第一人者的な存在
古くはイギリスのクラッシュのツアーサポートもしていて、かなりマニアックだけどビッグバンドである事は間違いない
シェイン・マガウアン
ポーグスのボーカルなんだけど
かなりのイカれた男
バンドマンあるあるなんだけど
アル中、ジャンキー、、、
そうやって皆んな早死にしていく
ある意味経済活動をしながら
経済的成功を望みながら
経済活動を受け入れられず
経済活動とは真逆に存在する
それこそがアーティストだとも思うが
シンプルに言えば不器用な奴ら
そんなシェインの映画が去年かな
ジョニーデップも制作に携わって出演してる事からずっと気にはなっていたんだけど
なかなかタイミングが合わず
忘却の彼方
しかし、ささやかな追悼ではあるけど
Amazonプライムでレンタルした
5歳から飲酒、タバコ、競馬を嗜み、10代で移住したロンドンでドラッグ地獄に転落。そこから這い上がるように始めたバンドで、絶大な人気を集め瞬く間に英ロック界のスターに。そんな彼の伝説は音楽だけに留まらず、ライブ中泥酔して退場、素行が悪すぎてバンドから追放、長年にわたる酒と薬の濫用で50歳にして全歯を失うなど、音楽史に残る仰天事件を連発。
だからロックという生き様ばかりの
愛すべきアーティスト
歯抜けのビジュアルで
ウイスキーのボトル片手にフラフラでライブに登場
仲間たちのやる気無さと
心ここにあらずのシェイン
笛だけは泣きのメロディを奏でる
ロックが嫌いじゃない人は是非
世界中の古い世代のクズなバンドマンの象徴
僕も本当はこちら側が好きだ
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