子育てにキラッと魔法をかける ろっこのブログ 「ろこ はうす」

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キャラクトロジー心理学、ヒーリング、
新潟県長岡市青葉台

ちっちゃい記念日

2015-05-09 07:28:03 | セラピー
初めて妹や弟が生まれた時、

上のお子さんにとっては、それはそれは試練の日々でしょうね

だって、ついこの前まではパパもママも独占していたのですからね^^


泣いたって怒ったって、それは当たり前の気持ち。

大泣きししたり怒っているその下には、

ママに見てほしい、かまってほしい、っていう切ない気持ちが隠れています。

ママが大好き~~ でもこっちを見てくれないママは嫌い!
 
って泣いているんです。


そうは言えども、辛いのはママも同じ。

両手に子ども、状態でおろおろ。

一緒に泣きたくなるかも知れません。

一人目とはまた違った大変さがあります。

ママの気もちも、かわいそう、何とかしてあげたいのに出来ない、

で、バクハツ~~ ってなってしまいますね。



最近も同じような悩みを抱えたママがいました。

それで、考えてみました。

上のお子さんのちっちゃい記念日をやってみたらどうかな~?

お兄ちゃん、お姉ちゃんになった1か月目、でもいいし、

お手伝いが最後までできた日、でもいいし。

日常のちっちゃなことを記念日にしてしまいましょう

そして、「今日はお兄ちゃんになって1か月目だね。

〇○ちゃんが生まれた時も嬉しくて大喜びしたんだよ。

生まれて来てくれてありがとう。大好きだよ!」

とギューっとしながら、日頃言い忘れていることを伝えてあげましょう。

お祝いはかわいい顔のおにぎり1個でも、

嬉しいと思うのです。


でも、上のお子さんのスペシャルなので、

下のお子さんの記念日は、

上のお子さんが〇〇ちゃんの記念日は?というまではお預けですヨ



もう遥か昔のことになってしまいましたが、

我が家の息子はお風呂に入るのもスペシャルでしたので、

お風呂に入れるとなると私も張り切り、

庭のハーブや薔薇を取って来てお風呂に入れ、

お風呂ではどうやって遊ぼうかな~?なんて考えたり。

今でも大喜びの息子の顔がよみがえってきます。



3歳児の力をもっと信頼しよう^^

2015-05-07 09:43:47 | セラピー
にじの森を始めるに当たってびっくりしたのが、

意外にもおばあちゃん、おじいちゃん世代の方が

若い世代よりも

とても心配したり、危ないことを恐れたりしているということでした。


昔は当たり前にしていた遊びだったりお手伝いだったり。

3歳になるとかなり言葉も理解できるので、

ちゃんと教えてあげれば、のこぎりの使い方も上手になります。


先日のオープンの日も、のこぎりに初めてチャレンジして

その日のうちに一人で細い木なら切れるようになりました。

しかも、かなり集中してやっていました。

最初はちょっと手を添えてあげて、

力加減のコツを教えてあげました。

一人のパパがみんなに「最後までやる!」と声をかけてくれていまして。

パパの参加はありがたかったです^^

ただ見ているのではなく、子どもと共にやってみる、必要に応じて教えてあげる

という姿勢が素晴らしかったです



私も危ないという言葉は使いますが、

危ないからダメ、ではなくて

危ないからどうしたらいいか?ということなんです。


もちろん3歳児は大丈夫でも、1歳児には危なすぎることはあります。

そういう時はさりげなく隠します(笑)

別の楽しいことに興味を向けてあげます。

お兄ちゃんお姉ちゃん位になったら使える、という憧れを持つのもいいものです



危ない、心配のエネルギーは

子どもの生きる力や好奇心を奪ってしまいますし、

本当に危ないことを引き寄せてしまいます。


危ない、心配ではなく信頼

信頼のエネルギーは子どもを強くすると思うのです。


子どもの夢を応援できますか?

2015-04-25 21:42:57 | セラピー
明日はまたにじの森の整備に行き、少し駐車場を広げようかと考えています。

またかなり大がかりになります。

元レスキュー隊のおじさん?がお手伝いに来てくださいます。

遭難した人の救助など、大変な現場で働いていた方で、

森のブランコをつけてくれるそうです。

毎回、朝取り付けて、夕方はずしてくれるそうです。

ブランコを取り付ける木はかなり高い木なんですけど、

へっちゃらだそうです。

そのうち、忍者遊びでも教えていただこうか!(笑)


ところで、こんなことをしているので

よくやるねぇと半分あきれられることもありますが、

これは私の夢です。

ずいぶん前から、遊びながら親子ケアができる場所があるといいなぁと考えていました。

もの好きと言われようと何と言われようと、

ワクワクして来ます。

だから、笹を地道に1本ずつ切るのも、大変ではありますが、

やろう!と思えます。

お子さんが、たとえ他の人から見たら価値がないと思うようなことをやりたいと言ったとしても

応援できますか?

そんなの実現しっこないからやめなさい、と言いますか?

たとえバカバカしく思えるような夢を語ったとしても

お父さん、お母さんが応援してあげたら

子どもは夢を叶える力をつけていくでしょう。


そんなバカなことを考えるのはよしなさい、と言うか

どんどんやってみなさい!と言ってあげられるかで

お子さんの人生が変わってくるでしょう。

あなたはどちらですか?


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過不足なく関わる

2015-04-18 05:42:21 | セラピー
にじの森は、こころの癒しというだけでなく、
育児を練習する場として使っていただきたいなぁ、という思いがあります。


まず、子どもをよ~~く観察する。
この子はこういう子だよね、と普段何となく思っていませんか?

そうではなくて、
今日のこの子はどんなだろう?と我が子の今日のありのままを見てあげます。
日々の小さい変化や
こんな面があったんだ~~!と新しい発見があると思います。

うちの子はこんなだから、と決めつけていると
思わぬ落とし穴に落ちたりします。

ありのままの姿を見て、
過不足なく関わってあげる、ということが
とても大切です。

心配、心配と過保護にし過ぎてもダメ
おしゃべりに夢中になって放っておいてもダメ

今の我が子の力や必要を見極めて
それじゃ、今この子に何が必要なんだろう?と
必要な分だけ、必要な時に関わってあげます。

日常では、そうしなきゃと分かってはいても
なかなか実行しにくいのではないかと思います。
にじの森では意識して練習してみてくださいね。
そして分からないことがあれば、一緒に考えましょう。


よく、子ども同士が喧嘩をした時に、
すぐに、あの子が悪い、とか
何か出来事があった時にすぐに〇〇さんが悪い、と人のせいにする人がいます。
そういう人に限ってちゃんと事実を見ていなかったりします。
もちろん、本当に、???と思うこともあると思います。
そういう時はちゃんとご自分の考えを相手に伝えましょう。
(Iメッセージを使って)
そういう姿がいつの間にか
子どもの考え方を左右し、人生までも左右します。

それに、いつもの自分にも気づいていれば
人を一方的に責める、ということもできなくなると思うのです。
色んな事情がある人もいると思います。
にじの森では責め合うのではなく
お互いに、大変なんだよね、と思いやりつつ
一緒の時間を過ごせたらいいなぁと思います。

そうしているうちに、気づいたらみんなが
こんなことが困っているんだけど、どうしたらいいかなぁ?
と気軽に相談し合える仲間になれるといいですね^^

いつもお母さん達に話すのですが、
コミュニケーションは練習です。
私もまだまだ上手ではありません。
   (というか、苦手なのです^^;)
だから毎日、練習、練習です(笑)



写真は16日ににじの森でみつけたチョウチョです。
仲良し




思い込み

2015-03-12 14:14:59 | セラピー
私の両親は、今にして思えば
二人とも「世間に迷惑をかけてはいけない」
という強力な思い込み(ビリーフ)を持っていました。

言動が常にそのことに中心が置かれていたために、
私は両親の目があるところでは
自由にはできませんでした。
いつも緊張していました。

昔は今と違い、外で自由に遊ぶ時間がありましたから
もちろん私は自由に遊ぶこともできたのですが、
常にそのことから心が逃れられませんでした。


先週、小千谷の子育てサークルで食育講座をすると母に話したら
なんと、母が言った言葉は
「小千谷の人達に迷惑をかけるな」ということでした。
私はびっくりしてしまいました。
例え迷惑をかけたとしても、今はもう子どもではないから
大人としての責任の取り方ができます。

でも、その言葉を聞いた瞬間
私の中で反応が起きてしまいました。
「ほんとうに迷惑をかけるんじゃないか?!」
その声がだんだん大きくなって、身体が緊張状態に。。
いや、いや、もう子どもではないから、と思えども、
どうしても反応してしまい、腹を決めるまでこころが揺れ揺れでした。


実際にやってみたら
人に迷惑をかけるなんていうことを心配するのはバカらしいと思えたし、
講座を受けてくださった方は、
まさか私がこんなことを心配していたなんて
想像がつかないと思います。

子どもの頃に強力に影響を受けていたことはこんな風に
大人になってからも人のこころを支配してしまいます。

あえてこんなことを書いたのは、
今、お母さん、お父さんになった方達に
同じようなことを繰りかえしてほしくないからです。


でも、父や母がそんな風な思い込みをもっていたのには
どうやら訳があるようです。
戦争です。
母の母、つまり祖母ですが、
夫が戦争に行き、女手ひとつで大勢の子どもを育てていて
私の母には常にそう言っていたそうです。
そのことを私は最近になって叔母から聞きました。
人に迷惑をかけてしまったら生きていくのが大変になってしまう、
ということがあったのでしょう。


子どもの頃に作られたビリーフは
強力に人の人生を左右し、受け継がれていってしまいます。

自分が同じことを人生の中で繰り返していたり、
口ぐせで言っていたり、
そんなことがあったなら
それが「思い込み」となって
子ども達に影響を与えているかも知れません。
今日はちょっと、そこを振り返ってみてくださいね。

日曜日の講座では
こんなことにも触れてみたいと思います。


完璧ってなれるの?

2015-01-28 08:38:56 | セラピー
あなたは完璧に物事をこなせるようになりたいですか?

何となく、「完璧」ってがんばればなれそうだけど、
人間は「成長したい」、という願いを持っているので、
いつまでたっても完璧にはなれないと私は思うのです。
そう考えると「完璧でない」って何か良いことだと思いませんか?
日々成長の余地があるからです。

完璧になったらこの世の学びは終わり、ということで
天に帰ってしまうかも(笑)

どんなにすごい人に見えても
完璧な人はいないと思うのです。

完璧よりも日々成長を。
子ども達には成長を目指している姿を見せてあげられれば
それで十分だと思います。

息子が亡くなった後の10年は
息子を死なせてしまった自分が許せずに(不可抗力ではあっても)、
何も出来なくなって
自分にダメ出しし続けました。
でも、今気づいてみれば
ダメだダメだと思っていた10年の中で
色んな物事の本質が見えて来たのでした。

このダメな時期がなければ
今の私はいなかったな~と思います。


でも、あまりに考えや想いがなさ過ぎる光景を見ると
悲しくなることもあります。いろいろと・・
責めてはいけないけれど。

良いお母さんでいなければならない?

2015-01-26 11:30:37 | セラピー
朝テレビをつけたら、多くのお母さんが「良いお母さんでいなければならないプレッシャー」を感じているという内容が流れていました。

これを読んでくださっているあなたはいかがですか?

今朝は臨時の仕事が入り、私が見たのは終わりだけなのでテレビの内容は全く分からないのですけど。

今は時代の変わり目で、今までの価値観も崩れつつあるのでよけいに不安になってしまうのかも知れませんが、いつの時代のお母さんも同じような悩みを抱えていたような気がします。
でも、考えてみたら「良いお母さん」てどんなお母さん?

親子関係って永遠のテーマのような気がするのです。
私が思うに生まれてくる子どもは、一緒に生活している中で、
お互いに学び合える関係の子どもが生まれて来てくれるような気がするのです。
学びの内容はそれぞれの親子みんな違うのでしょうが。

私の場合は息子が障害があってもそこはすんなりと受け入れられたので、
そこにはあまり学びがありません。
私の学びは親子の愛情を知ることと、無条件の愛情を注ぐこと、
息子が長く生きられないことを受け入れること、息子の死を受け入れることだったと思います。

子どもの頃は正直親子の愛情ってどういうものなのか良く分かりませんでした。
そこを息子との関係で学んだと思います。
苦しかったのはその後の学びでした。

だから、どんな親子関係でも、お互いに学び合っているのだと思います。
そしてどんな親子関係だとしても、
一時期本気で関わり合わなければならない時期というものがやって来るように感じています。

私はどちらかというと息子との時間を楽しんだ方だと思いますが、
決して楽しいだけではなく、自分の身を削る思いをしました。
課題は違っても、どの親子もそんなものなのではないでしょうか?
本気で関わることが必要になって、親が本気を出し、
そこを越えた時に本当にかけがえのない絆が生まれるのかも知れないと思うのです。

ひとつ言えるのは、親が不安や心配の気持ちを持っていると
そのエネルギーが子どもに影響を与えてしまうということです。
難しいとは思うのですが、子どもを心底信頼する、子どもに敬意を払う、
深いところでそういう気持ちを持つと、それが子どもに伝わり
子どもとの関係もいつの間にか変わっていくと思います。

私はいつも「何とかなるよ」と思って育てて来ました。
もちろん細心の注意を払ってはいたのですが、気持ちは「何とかなるよ」でした。
何とかならない事態になった時には本当に苦しかったです。

親が心についての基本を知り、自分の中に中心軸ができると
何があっても、一時的に揺らいでも、またそこに帰ることができるようになります。
心のことをそのうち講座という形でお伝えできるといいなぁと思っています。




いつもけんかが勃発する時は

2015-01-22 07:16:47 | セラピー
小さい子どもの集団で、室内遊びをしていていつもケンカになり
他の子ども達が怖がってしまうようなことがありませんか?
そういう時にはどうしたらいいでしょう?

人はみんな生まれつき性格が違います。
それは生涯持ち続ける性格です(エニアグラムでは9通り)。

昔はチャンバラごっこと言いましたが、
今は戦いごっこかな?

そんなことが大好きな子もいれば怖い子もいます。
両方が入り混じって遊んでいる場合は、
どうしても大人しい子どもが隅っこで怖がるというパターンになってしまいがちですね。
子ども達がもっているエネルギーが違い過ぎるので怖いのです。
逆に公の場では、戦いごっこが好きな子が注意されてしまうパターン。

そういう時は、ここからこっちで戦いごっこね、
と分けてあげると良いかも知れません。
両方の気持ちを尊重してあげることが出来ます。
戦いごっこの時だけ臨機応変に区切ってあげます。
大人がそうしてあげていると、子どもは自然に覚えて
子ども達だけの時もそうできると思います。
お試しくださいね。

でも、いつも不自然な形でけんかをしている子どもがいたら
もしかしたら心に何かを抱えているかも知れません。
よ~~く観察して見てくださいね。
何かある場合は、小さいうちに解決してあげた方が
人生を歩むのが楽になりますよ。





パパの育児参加

2015-01-05 06:30:39 | セラピー
最近のパパはイクメンが増えてびっくりします。
良いことですね~
私が育児をした頃はなかなかいませんでした。
我が夫は男のくせに(偏見?笑)息子を買い物などでちょこっと抱っこすると
もうダメ~~とか言っていたものです。
もっともあの頃はおんぶ紐が主流だったのですが(笑)
母は強しで、母はみなかなりの時間手で抱っこしているか、おんぶ紐を使っていました。
おんぶ紐は楽チンで家事もスイスイできるし、子どもが落ちるなどの事故もないので
首が座ったらお勧めです。

ところで、お父さんが赤ちゃんや子ども達をあやしてくれたり遊んでくれると
お母さんにはないメリットがあるようです。
お母さんの場合は基本的な安心感が得られますが、
お父さんの場合は社会性が身につくようになるということです。
社会の中で人とうまく付き合っていく力です。

我が家は病院に入院していることが多かったので、
日曜日には夫にみてもらいながら、私も買い物をして少し気晴らしをしました。
外でお茶を飲む余裕ほどはなかったのですが。
あの頃はお父さんが付き添う姿というのもあまり見かけませんでした。

お父さんはお母さんが育児をやりやすいように、
さりげなく家事を手伝ってくれるとありがたいですよね。
私も外で働いていた経験がありますが、
はっきり言って、仕事より育児の方がしっかり向き合うとなると、ある意味大変です。
(なんて^^; お父さんに怒られるかな?)
子どもが大きくなるにつれ、お父さんの出番が重要になります。
アメリカの統計では、お父さんが勉強をみてくれる子の方が、
お母さんがみてくれるより成績が平均して良いということです。

何はともあれ、お父さんによって子どもの社会性を育ててあげられるのですから、
活躍していただけると嬉しいし、ありがたいですよね。
お母さんの方は、ありがとうを伝えましょう。
そういう姿が子どもにとても良い影響を与えます^^



3~6歳までで大切なこと

2014-12-27 06:47:33 | セラピー
小さい時に子どもが無条件の受容を経験していると、
その子どもは周囲の雰囲気をちゃんと感じ取り、
自由に育っていてもちゃんと静かにするべき所では静かにできるようになるそうです。
正常化というそうです。

3歳頃になると反抗期に突入しますね。
反抗期が来るということはちゃんと育ってくれているということなので、
私はお母さんにも子どもにもおめでとうを言います。
反抗できない子は、それまでに過度のしつけを受けて来たか、
自分の意見を認めてもらえないで育っています。

我が家の息子は重度の障害があったので、果たして反抗期が来るのか?
と疑問でした。

普通よりは遅かったのですが、5歳頃突然反抗期に突入しました。
反抗期というのは突然来るので、親はびっくりして戸惑いますよね。
私は、来るのかどうか?という想いがあったので、来た時にはとても嬉しかったことを覚えています。
障害があると、普通のことができるということは親の喜びでもあるのです。

そのせいか心に余裕があり、お~、反抗しとる、しとる、なんて思っているうちに終息していきました。
あまり親が深刻になり過ぎない方がいいのかも知れません。

反抗させるのは大事です。
反抗は、新しいものを作り出していく力にも育っていきます。
だんだんと自分の力が有効、という感覚も育っていくと思うのですが、
わがまま、かんしゃくを起こした時は一線を引く必要があります。
待つこと、自制することを教えてあげます。

反抗させながら、自制する力も育てていきます。
何でもハイハイと言うことを聞く子は逆に怖いです。
かなり我慢していたり、自分を抑えていたりします。
そうすると、この時期の問題が思春期以降に出てきてしまいます。


わ~~っ、となった時にひとつの方法があります。
まず共感。「なんか怒っているんだ」と気持ちに共感してあげます。
すると、少しわ~~っが小さくなります。
共感がなくて、ただダメ、と怒ってしまうとさらに火に油を注いでしまいます。

そこから、その怒っている子は体のどこにいる?と聞いてみます。
子どもがよく分からない時は、ここかな~?と適当に示してあげると、違う、ここ、とか教えてくれるかも知れません。
身体に意識を向けさせると落ち着いてくるのです。
そしたら、そこの怒っている子は何て言いたいの?というように聞いてみてください。

怒っている子、悲しんでいる子、ムカムカしている子、怖がっている子、などと
日頃から名前をつけて共有していると、だんだん親子ですぐに出来るようになりますよ。
そううするとお母さんがちゃんと見てくれなかったから、などと言ってくれると思います。
そっか、ごめんね。でもお母さんの方にも事情があったんだよ、
などと、事情がある時は説明してあげます。
世の中にはいろんな事情があったり、色んな性格の人がいることが分かってくると思います。

これはセラピーの時にもよく使う方法です。
この方法は、講座の中でお教えしたいと思っています。

それと、もう一つの方法は「今何が起こっているの?」と聞いてみます。
この方法は少し大きくならないと出来ないかもしれませんが、
子どもにこの方法を教えておくと、自分を客観的に見れるようになります。
これもまず親が習得しておくといいですね。講座で練習を入れたいと思います。
この方法は、実は私も習って来たばかりです(笑)

2歳くらいまでは、わ~っとなったら抱っこしたりよしよししたりして、
自分の気持ちを落ち着かせることを親が手助けしてあげます。
だんだん気持ちを落ち着かせるということを十分に経験させてあげておきます。

育児って何事も練習だと思います。
試行錯誤して練習する。
私も未だに練習しています。

納得するまでやらせて、行動力をつけてあげることもこの時期に大切なことだそうです。

どうして?なんで?を連発してくる時でもありますね。
そういう時はファンタジーの世界の答えでもいいのですぐに答えてあげてください。
脳の回路ができます。この時期は回路を作ってあげることが大切で、
その答えが正しいかどうかは問題ではないのだそうです。
子どもが正しい答えを求めるようになったら、それが大切な時期に突入したということでしょう。

こんなことを心に留めて過ごしてみてくださいね。
育児は、お互いの歯車がかみ合っていないと辛いけれど、
かみ合ってくると楽しくなるのだと思います。
私が感じていたように「楽(たの)苦しい」というところが本当なのかも知れませんね。